オープンキャンパスアンケートへのご回答:6
2016年7月28日「臨床検査学コース」福島です。
高3の方から「栄養士を基本とすることで、臨床検査技師になるときにネックになったりしませんか?」というご質問です。
栄養士資格と臨床検査技師資格では、
「基礎有機化学」「情報処理統計学」「微生物学」「生化学」「免疫学」等
専門基礎科目は共通のものが多いです。
従って、栄養士を基本とすることでのネックは無いと思います。
他の臨床検査技師養成課程では、
在学中に「細胞検査士資格」と取得出来たりしますが、
本学では、栄養士資格を取得するので
臨床検査技師資格にさらに「プラス」の資格はとれません。
本学は、臨床検査技師臨地実習に3ヶ月行きます。
これは、臨床検査技師養成大学の中では最長になると思います。
決して臨床検査技師教育を疎かにはしていません。
栄養士を基本とするネックを挙げれば、
・総取得単位数が多くなる。4年間忙しい。
・栄養士資格+臨床検査技師資格なので、
臨床検査技師臨地実習の時期が遅くなる。
(本学は、4年次7月~10月ですが、3年次に臨地実習に行く大学も多いです)
・卒業研究に使う時間が短くなる。