Archive for 11月, 2014
オープンキャンパスアンケートへのご回答17
2014年11月13日「臨床検査学コース」福島です。
高校2年生の方より
「大学の栄養教授になるためには、どの学科がよいのか?」
という質問です。
大学の栄養学部の教授になるには?という質問でよいでしょうか?
栄養大学のどの学科を卒業したら良いかは、わかりません。
大学の教授を目指すのであれば、「博士」の学位が必要です。
大学卒業後、大学院に進学しさらに勉強をしてください。
大学院で修士課程、博士課程を修めると、「博士」の学位が取得できます。
また、管理栄養士養成課程を教えるには「管理栄養士資格」が
必要な場合もあります。
しかし、資格は必ず必要というわけではありません。
私は、まだ「准教授」ですが、
実践栄養学科の授業を教えています。
「博士」の学位はありますが、管理栄養士資格はもっていません。
オープンキャンパスアンケートへのご回答16
2014年11月12日「臨床検査学コース」福島です。
「臨床検査学コース」にチェックをいれた高校3年生の方からのご質問です。
「実習に力を入れる上で、特にどういう面を重視していますか?」
実習には、学内で行われる「学内実習」と基幹病院で行われる「臨地実習」があります。
臨床検査学に関する「学内実習」は、主に、3年次より開講されます。
実習の前には、必ず、講義が有り、まず、座学での理解を深めます。
それから、実際の実習で、手を動かしながら
座学で得られた知識を再確認します。
臨床検査技師は、「技術者」ですから、
一人で「検査できる」ことが求められ、それを裏付ける知識も必要です。
「学内実習」では、各実習の最後に、
「実技試験」、及び、実習内容に関する「ペーパー試験」を課しています。
そして、学内である程度の技術・知識を身について、
実際の病院での「臨地実習」に望みます。
「臨地実習」は、4年次の7月初旬から10月中旬までの3ヶ月間です。
オープンキャンパスアンケートへのご回答15
2014年11月11日「臨床検査学コース」福島です。
「プロスポーツ選手についた卒業生はいますか?
また、プロ選手につくためにはどうすればいいでしょうか?
実践とどちらを選択した方がいいですか?」という高校2年生の方の質問です。
「健康スポーツ栄養コース」の山下先生に伺いました。
プロスポーツ選手についた卒業生はいますか?
++はい、います。(大学案内 88頁参照)
スポーツ選手につくためにはどうすればいいでしょうか?
++プロ野球選手につくことのできる栄養士は日本では少数です。
++身近な栄養士としての仕事から始めて、
++スポーツ栄養に関する実力をしっかりつけることが必要です。
++こうした実績を積む努力の中で、スポーツ栄養に関する情報を
++つかんでいけば、必ずチャンスはめぐってきます。
++実力としては、
++日本体育協会・日本栄養士会 公認スポーツ栄養士の資格取得を
++目標としてはどうでしょうか?
実践とどちらを選択した方が良いですか?
++プロスポーツ選手を担当できるくらいの実力をつけるには、
++相当に時間がかかるので、実践栄養学科卒業と栄養科学専攻卒業の
++どちらが良いかは、一概には言えません。
++プロ選手の担当になるには管理栄養士資格を要求されることが多いですし、
++公認スポーツ栄養士資格取得にも、管理栄養士資格が必要です。
++早く管理栄養士資格をとりたいのであれば、実践栄養学科が有利です。
++一方、栄養指導だけでなく、運動指導もする栄養士の学びは、
++栄養科学専攻により多くなっています。