Archive for 9月, 2017
10月1日 (日)オープンキャンパスです
2017年9月26日今年度最後のオープンキャンパス、栄養科学専攻では今回も科学ワールドを繰り広げます。
学科説明は、栄養士教育担当の駒場が担当します。
模擬授業は、臨床検査学コースの中屋が、ノロウイルスについて解説します。
まさにこれからがノロウイルス食中毒の流行期(←ココをクリック)。お聞き逃しなく!
科学ワールドでは、各コースの在校生・保護者・教員と交流して、科学専攻の真実 をお聞き下さい。
今回は、國學院大學柔道部の栄養サポート(←ココをクリック)をした在校生も登場しますので、生の声をお聞きいただけます。
それでは、皆様とお会いできるのを、楽しみにしております。
過去のイベントの様子は、下記をクリックしてご覧ください。
オープンキャンパスアンケートのご回答
2017年9月20日学科長の福島です。
オープンキャンパスアンケートで、
高3の方からコースについての質問がありました。
「なぜ、健康スポーツ栄養と食品安全管理コースの併修はできないのでしょうか?」
答えは、時間割の問題です。
家庭科教職コースと健康スポーツ栄養コース、
家庭科教職コースと食品安全管理コースは、併修可能です。
また、臨床検査学コースはどこのコースとも併修できません。
時間割の同じ時間に
「家庭科教職」と「臨床検査学」の科目、
「健康スポーツ栄養」と「食品安全管理」と「臨床検査学」の科目が
組まれています。
従って、「健康スポーツ栄養」と「食品安全管理」は
すべて履修することができない、ということです。
しかし、時間割によっては、
「健康スポーツ栄養」と「食品安全管理」の科目を
履修することが可能な場合がありますが、
コースで開講されている科目すべてをとれる保証はない
ということです。
越前水仙の新芽を発見!
2017年9月5日科学専攻の藤巻です。
6月に地上の葉が刈りとられてから、土の中でひっそりと眠っていた越前水仙。今日、新芽を発見しました!
ほんの1~2センチですが、そこかしこに、すっくと立っています。昨年より3週間ほど早いこの発芽、11月下旬には清楚な花が咲きそうです。お楽しみに。
越前水仙が刈られるまでの様子(←ココをクリック)
続報:栄養サポートチーム学生の声
2017年9月4日学科長の福島です。
栄養科学専攻健康スポーツ栄養コースの4年生が栄養サポートをしている國學院大學柔道部3年藤阪泰恒選手が第29回ユニバーシアド大会(2017 台北)、男子 60kg級で金メダルを獲得しました。
國學院大野球部・柔道部の栄養サポートをしている
栄養科学専攻健康スポーツ栄養コース4年生は
5名、WUさん、MSさん、YTさん、FNさん、MNさん。
FNさんがサポートの詳細を教えてくれました
・2016年の12月頃~現在まで、選手たちが生活する寮の食事の毎日の栄養計算をしています。栄養計算は、メンバー内で一週間ずつ交代で行っています。
・2017年の3月に、野球部と柔道部の新一年生を対象に、「補食と水分補給について」のセミナーを行いました。これは、選手の前で1時間程の講義で、事前にアンケートを行い、選手の実態を把握してから、より選手の身近な内容にしました。講義の中に、選手の普段の寮の食事や補食と水分補給の目的・食品の選択方法を、コンビニなど選手の身近な食品から選び、実践できる内容にしました。
以下は、サポートに関わっての感想です。
「FNさん」
①サポートの中で大変だったこと
栄養計算をするとき、限られた情報の中で正しい計算をしていくことの難しさを実感しました。選手の寮の食事は朝・夕と決まっているため、残りの食事の昼食や補食で、どのように競技の場で力を発揮できる体作りをするための食べ方を提案していくか、考えることが大変でした。また、栄養計算の結果のみでは選手にとっては改善策がわかりにくいということが分かり、栄養計算の食事結果を踏まえて、改善策を具体的に考えることが難しかったです。
②サポートで感じたこと
スポーツをする選手たちにとって食事は体作りの基本で大切なことですが、選手によって食事を整えるための条件が限られてることを実感しました。選手たちそれぞれが抱える環境の中で、私たちにできることは何か考え、実践してきました。この経験が今の現場で求められるスポーツ栄養について以前より理解が深まりました。また、今回は間接的な指導がほとんどでしたが、自分たちの栄養計算を活用して、受賞した藤坂選手は減量をし、結果につながったと聞き、大変うれしく思い、栄養サポートのやりがいを感じました。今後も、選手たちの体作りの向上になるよう、積極的に携わっていきたいと思います。
「YTさん」
①サポートの中で大変だったこと
寮の食事が朝夜は決まっておりサポートの内容や仕方に限りがある中、どのようにアドバイスをすれば良いか皆で相談して考えることが一番大変でした。
②サポートで感じたこと
スポーツの種類や種目によってはもちろん、個人によって食事の内容や水分の摂り方は変わってくるため一人一人に寄り添ったサポートがスポーツ栄養に求められることなのかなと感じました。
「WUさん」
①サポートの中で大変だったこと
・献立、写真を見ながらの栄養価計算だったので、なるべく正確な数値に近づけるのが大変でした。
・補食セミナーでは分かりやすく、最後まで楽しんでもらえるように様々な工夫
をしたことです。
②サポートで感じたこと
栄養学を知らない人にどのようにしたら分かりやすく伝えることができるのか、またどのようにしたら興味を持ってもらえるのか考えながら行うことがとても大切であると思いました。
自分がしっかり理解していないと相手には伝えることができないと思ったので、もっといろいろな知識を身につけ、言葉で説明できるようになることが大切だと思います。