続報:栄養サポートチーム学生の声

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学科長の福島です。

 

shine.gif栄養科学専攻健康スポーツ栄養コースの4年生が栄養サポートをしている國學院大學柔道部3年藤阪泰恒選手が第29回ユニバーシアド大会(2017 台北)、男子 60kg級で金メダルを獲得しました。

栄養サポートをしている藤阪泰恒選手が金メダル獲得

 

國學院大野球部・柔道部の栄養サポートをしている

栄養科学専攻健康スポーツ栄養コース4年生は

5名、WUさん、MSさん、YTさん、FNさん、MNさん。

 

bud.gif FNさんがサポートの詳細を教えてくれましたwink.gif

・2016年の12月頃~現在まで、選手たちが生活する寮の食事の毎日の栄養計算をしています。栄養計算は、メンバー内で一週間ずつ交代で行っています。

・2017年の3月に、野球部と柔道部の新一年生を対象に、「補食と水分補給について」のセミナーを行いました。これは、選手の前で1時間程の講義で、事前にアンケートを行い、選手の実態を把握してから、より選手の身近な内容にしました。講義の中に、選手の普段の寮の食事や補食と水分補給の目的・食品の選択方法を、コンビニなど選手の身近な食品から選び、実践できる内容にしました。

 

bud.gif 以下は、サポートに関わっての感想です。

「FNさん」

①サポートの中で大変だったことcoldsweats01.gif

栄養計算をするとき、限られた情報の中で正しい計算をしていくことの難しさを実感しました。選手の寮の食事は朝・夕と決まっているため、残りの食事の昼食や補食で、どのように競技の場で力を発揮できる体作りをするための食べ方を提案していくか、考えることが大変でした。また、栄養計算の結果のみでは選手にとっては改善策がわかりにくいということが分かり、栄養計算の食事結果を踏まえて、改善策を具体的に考えることが難しかったです。

②サポートで感じたことheart04.gif

スポーツをする選手たちにとって食事は体作りの基本で大切なことですが、選手によって食事を整えるための条件が限られてることを実感しました。選手たちそれぞれが抱える環境の中で、私たちにできることは何か考え、実践してきました。この経験が今の現場で求められるスポーツ栄養について以前より理解が深まりました。また、今回は間接的な指導がほとんどでしたが、自分たちの栄養計算を活用して、受賞した藤坂選手は減量をし、結果につながったと聞き、大変うれしく思い、栄養サポートのやりがいを感じました。今後も、選手たちの体作りの向上になるよう、積極的に携わっていきたいと思います。

 

「YTさん」

①サポートの中で大変だったことcoldsweats01.gif

寮の食事が朝夜は決まっておりサポートの内容や仕方に限りがある中、どのようにアドバイスをすれば良いか皆で相談して考えることが一番大変でした。

②サポートで感じたことheart04.gif

スポーツの種類や種目によってはもちろん、個人によって食事の内容や水分の摂り方は変わってくるため一人一人に寄り添ったサポートがスポーツ栄養に求められることなのかなと感じました。

 

「WUさん」

①サポートの中で大変だったことcoldsweats01.gif

・献立、写真を見ながらの栄養価計算だったので、なるべく正確な数値に近づけるのが大変でした。

・補食セミナーでは分かりやすく、最後まで楽しんでもらえるように様々な工夫

をしたことです。

②サポートで感じたことheart04.gif

栄養学を知らない人にどのようにしたら分かりやすく伝えることができるのか、またどのようにしたら興味を持ってもらえるのか考えながら行うことがとても大切であると思いました。

自分がしっかり理解していないと相手には伝えることができないと思ったので、もっといろいろな知識を身につけ、言葉で説明できるようになることが大切だと思います。

 

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