栄養サポートをしている藤阪泰恒選手が金メダル獲得
2017年8月31日栄養科学専攻健康スポーツ栄養コースの4年生が栄養サポートをしている國學院大學柔道部3年藤阪泰恒選手が第29回ユニバーシアド大会(2017 台北)、男子 60kg級で金メダルを獲得しました。
→國學院大學HP
國學院柔道部関係者より「彼は減量が10 ㎏以上もあり大変だったと思います。その為、栄養価の値を出して頂けたのは彼の減量中の栄養素を補うためにはとても役にたった思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」とコメントをいただきました。
國學院大野球部・柔道部の栄養サポートをしている栄養科学専攻健康スポーツ栄養コース4年生は5名、WUさん、MSさん、YTさん、FNさん、MNさん。
この5名は、寮の栄養計算の他に、補食について、國學院大學 野球部・柔道部の新一年生に指導しもしました。
「サポートに関わったMSさんに聞きました」
①どのようなサポートを行いましか?
選手達が住む青葉寮の朝と夕の食事の栄養計算を行いました。
栄養計算はサポートメンバーで、1週間交代で分担しました。
また、2017年3月には「補食セミナー」を実施し、直接選手の方々に、栄養指導を
授業形式で1時間ほど行いました。
②サポートの中で大変だったことはなんですか?
セミナーでは、選手に栄養について分かりやすく伝える為の工夫が大変だと
感じました。 選手達が食べている寮の食事や、身近な食品を内容に組み込んだり、クイズ
を出し参加形式にするなど、楽しみながら、分かりやすい授業を行う事を意識しました。
③サポートの中で感じたことはなんですか?
サポートを行っている選手の方が結果を出せた事に、非常に感動致しました。
受賞した藤阪選手は10kgものの減量中でしたが、栄養計算の結果から不足の栄養素を知ることで、体づくりに活かせたと聞き、サポートを行って良かったと大きな達成感を感じました。
今後も、選手の方々のパフォーマンスの向上に繋がるよう、努力を重ねていきたいと思います。
もう一人「サポートに関わったYTさんに聞きました」
①サポートの中で大変だったことはなんですか?
寮の食事が朝夜は決まっておりサポートの内容や仕方に限りがある中、どのようにアドバイスをすれば良いか皆で相談して考えることが一番大変でした。
②サポートの中で感じたことはなんですか?
スポーツの種類や種目によってはもちろん、個人によって食事の内容や水分の摂り方は変わってくるため一人一人に寄り添ったサポートがスポーツ栄養に求められることなのかなと感じました。