インフルエンザにご注意!
2012年1月28日人間医科学の藤巻わかえです。
今年もインフルエンザが流行しはじめました
現在マスコミでは、22.7という数字がしきりに報道されています。この22.7という数字、いったい何でしょうか?
感染症の発生状況は厚生労働省・感染症サーベランス事業で把握されており、感染症情報センターから発表されています。患者数は、全国約5,000の医療機関で観測されています(この医療機関を 定点 といいます)。
22.7という数値は、1週間に1つの医療機関に受診したインフルエンザの患者数を示しています。
最新情報は1/16〜1/22の1週間で、全国では22.7、埼玉県では17.7です。
インフルエンザでは、この数が10を越えると注意レベル、30を越えると警報レベルとされていますので、全国的には現在は注意レベル。
ちなみに現在のトップは、福井県59.9、次いで高知県の59.3です。
全国的にもですが、埼玉県でも下のグラフの黒線に示すように急上昇中ですので、注意する必要があります(http://www.pref.saitama.lg.jp/site/surveillance/srv-flu.html)。
皆様、インフルエンザにならないように、気を付けましょうね
ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、規則正しい生活をすること。外出時はマスクをすること。帰宅時はうがいと手洗いをきちんとすること。それから、加湿器をかけるなどして、お部屋の湿気を保ちましょう。
本学でも入学試験シーズンですし、2月22日には臨床検査技師の国家試験があります。そして3月18日には管理栄養士の国家試験もあります。
みんな試験で全力を尽くせるように、心身ともに元気でお過ごし下さいね