オープンキャンパスアンケートへのご回答:5
By 管理者. Filed in Q&A コーナー, 臨床検査学コース |「臨床検査学コース」福島です。
高2の方から、
「臨床検査技師には、入学した人のうちで、何人が合格していて、何人が就職しているのか(病院に内定しているのか、正規雇用か)知りたい」というご質問です。
栄養科学専攻がコース制になったのは、
平成24年からですので、
この平成28年3月に卒業した卒業生が
コース制第1期生になります。
平成24年は、104名の入学者のうち
1年次に臨床検査学コースを選択した学生は39名(約4割)でした。
(コースは、必ず希望コースに所属することができます)
このうち、臨床検査技師国家試験を受験した学生は33名、
合格した学生は30名です。
(大学案内には、35名受験、31名合格とありますが、
2名は平成23年入学生でした)
臨床検査学コースでは、4年間で175単位という多くの勉強をします。
従って、各学年の単位を全て取得しないと次の学年に進めません。
勉強不足で当該学年で単位を取れないと実質4年間での
単位取得ができなくなります。
では、臨床検査学コースに所属しながら、
臨床検査技師国家試験を受験しなかった6名はというと、
もともと管理栄養士志望であって、
栄養士の勉強に臨床検査学コースの勉強をプラスしたかった学生、
臨床検査技師資格を目指していたが、途中で単位の未取得があり、
留年してまで、資格を目指すのを辞めた学生、
現在、留年して臨床検査技師国家試験を目指している学生もいます。
6名のうち5名は卒業していますが、
全員、就職しています(多くは栄養士職)。
さて、国家試験の合格した30名のうち、
就職が決まっているのは29名です。
1名は未決定ですが、家庭の事情等で卒業後直ぐに就職希望でないものが残っています。その内、病院、診療所に就職したものは、19名です。1名は、非正規雇用です。
臨床検査技師の非正規雇用は、時給1600円、日給14000円とか、決して給料は低くありません。また、多くが基幹病院です。
診療所の正規雇用と比較すると給料面では上かもしれませんし、
非正規雇用を続けていると正規雇用になるチャンスも多いです。