1年生臨床検査学基礎実習2週目
2011年6月23日「臨床検査学基礎実習」担当、福島です。
今週も教員も学生も余裕が無く、実験風景の写真が撮れませんでした
私の担当は、月曜日が「生理学的検査」、火曜日が「生化学的検査」です。
先週、火曜日の内容の一部、「尿の濃縮・希釈実験」を紹介しましたが、
火曜日のもう一つの項目は、「色水の吸収スペクトル測定」です
臨床検査の中でも生化学的検査では、様々な体成分を測定しますが、
多くの場合は、色をつけて、その濃度を分光光度計で測ります。
医療の場では、「自動分析機」を使いますので、実際、分光光度計を使うことは無いですが、
それぞれの反応原理を理解して、検査を行うのが臨床検査技師です
「色水の吸収スペクトル測定」することにより、
・分光光度計の原理
・光は波であること
・余色を理解することを目的にしています。
分光光度計で吸収スペクトルを測定し、
吸収極大波長を求めます。
吸収極大で○○○nmという数字が出ても「ふーーーん」と感動もありませんが
「なんでーーー!!」
少し感動してくれて嬉しい教員です。
宿題で各自書いてきた色相環の図と結果を比べてくれることを祈りながら、次に進みました。
また、来週、違う内容をアップします。お楽しみに!!!