オープンキャンパスアンケートへのご回答15
2015年8月24日「臨床検査学コース」福島です。
高校2年生の方から
「栄養学と臨床検査学はどのようにして並行して勉強しているのかが知りたい」
というご質問です。
栄養学(栄養士資格のための勉強)と
臨床検査学(臨床検査技師資格のための勉強)は
独立してあるわけではありません。
栄養士も臨床検査技師もまずは、
「人体の構造と機能」を学ばなければなりません。
また、「人体」は「化学物質」ですので「化学」を基礎から学びます。
従って、大学案内27、28頁にあるカリキュラムの
「専門基礎科目」は、栄養士にも臨床検査技師にも共通する科目です。
「専門基礎科目」は、1年次に多く配置されています。
2年次になると
「専門共通科目」:栄養士資格のための科目
「臨床検査学コース専門科目」:臨床検査技師資格のための科目
を並行して学んでいきます。
3年前期までで、栄養士資格のための学びは、ほぼ終了し
それ以降は、臨床検査技師資格のための学びになります。
臨床検査学だけを学ぶ大学では、
「人体の構造と機能」を学び、
次に、「疾患」のこと、「検査方法・技術」を学びます。
本専攻では、栄養士資格を取得しますので、
「食品」のこと、「調理」のこと
「食べ方」のことなども、プラスで学ぶことになります。
ヒトは、日々、食品を食べないと生きていけません。
「栄養学」を学ぶことは、
「臨床検査学」の学びに、幅をもたせるだけでなく
健康に生きていくための
「必須事項」を学ぶことになるわけです。
創立者 香川綾先生の言葉
「食は生命なり」を学びます。