食品安全管理コース あきたレシピコンテスト開催!
2018年12月23日食品安全管理コースの駒場です。
2018/12/15女子栄養大学と秋田県の連携事業「あきたレシピコンテスト」を、食品安全管理コースの23名で行いました。
ただの料理コンテストと違うところは、秋田県から講師の皆さんにきていただき、講習会をしていただき、食材や秋田についての理解を深め、それから大学で試作を何度か行ってからコンテストとなる、充実した内容であることです。これも大学と県の連携協定が10年目であるおかげです。
今年のお題は「塩蔵みずのこぶ」。山菜のウワバミソウ(学名)のことを秋田では、「みず」とよび、春から夏にかけて楽しみます。「こぶ」とは、花が咲いた後に茎にでる5ミリほどの玉状のもので、楽しめるのは秋から。別名「みずのむかご」、「みずのたま」と言って、地元でもなかなか味わえない貴重な味です。
試作中には、1回目で完璧に仕上げるチームあり、まとまるか心配なチームあり、調理学を専門とし、秋田出身の私も思いつかない面白く楽しいお料理を作り上げてくれました。
1位は、1年生チーム(Oさん、Kさん、Hさん)!。みずのねばさくっとした味とじゃがいもがよく合うおいしいコロッケでした。2位は2年生(Sさん、Hさん、Tさん)で、みずを和風シチューにしてパイ包みに。さすが2年生、大人の味でした。3位は1年生チーム(KさんSさんSさん)!たらとみずの野菜たっぷりあんかけ丼です。みずとあんの味が絶妙でした。
塩蔵みずを採取・塩蔵し、いろんなことを教えてくださった由利本荘市の畠山さん、料理研究家の尾身奈美枝先生には、たくさんの温かいコメントをいただきました。ありがとうございます。また、秋田魁新報社には、コンテストの模様を掲載していただきました(16日朝刊)。
参加してくれた食品安全管理コースのメンバー、がんばりましたね。またこういう機会があったら、ぜひみんなでがんばりたいものです。お世話になりました秋田県東京事務所の皆さま、由利本荘市のまるごと売り込み課の皆さま、ありがとうございました。