生理機能検査の実習中です
2012年2月20日人間医科学の藤巻です
只今、生理機能検査の実習中です。
臨床検査技師をめざしている3年生の実習です。
生理機能検査は、皆様おなじみの心電図や、脳の活動状況をみる脳波、内臓の様子をみる超音波検査がメインです。
いずれも、患者さんの体に直接触れて行う検査なので、患者さんとのコミュニケーションが重要です。学生同士、検査技師になったり、患者さん役になったりして、検査をすすめます。
始めは、機器の操作だけに精一杯だった学生さんも、慣れてくるにつれて、
「これから検査を始めますからね。」
「大丈夫ですか?」
「ハイ、タオルをかけますからね。」
など、患者さん役の友達に声かけして検査を進めるようになりました
今回はラッキーなことに、次年度から赴任される予定の女性医師が来校されました。病院で画像検査を実際に行っている方です。お願いして、特別に指導に入って頂きました。
お腹の超音波検査で、「膵臓がうまく見えません」という学生さんに、
「膵臓は難しいけれど、ここに見えているのがそうよ」
「これが膵臓?」
「そうそう、ここの血管を指標にすると良いのよ。とっても上手よ」
と、手をとって指導して頂き、学生さん達は「超音波って面白い!」と
大喜び。
そうです、「面白い!」という思いが、さらなる学びへの原動力になります。
これから5月にもう一度実習があって、7月からはいよいよ病院実習。
そして、1年後の今頃に国家試験を受けて、臨床検査技師として働くようになります。
これからがとっても楽しみな学生さん達です。