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フレッシュマンキャンプ報告

2012年9月28日

免疫検査学の石井です。

長い夏休みも終わり、昨日から後期の授業が始まりました。

この夏休み期間の9月11日、12日に1年生のフレッシュマンキャンプが国立女性教育会館で行われました。

 

栄養科学専攻の学生は今年の入学生から4つのコース(臨床検査学、家庭科教職、健康スポーツ栄養、食品安全管理)選択をしています。

フレッシュマンキャンプとは、4月に入学した1年生が大学に入り、大学生活にも慣れて半年たったところで自分の将来について大学生活をどのように過ごすか見直す機会でもあります。

 

さて、フレッシュマンキャンプですが、実行委員を中心にさまざまなプログラムが企画されていました。

1日めの午前中は開校式のあとにプレセミナーの報告会です。前期の間に自分が選択したコースでどのようなことを学んだのか、それぞれ代表者の発表がありました。プレセミナーを受講することで自分の将来について考える機会にもなったのではないでしょうか。

その後、班ごとに分かれてテーマについてミーティングを行い、あらかじめ調べてきたことや様々な意見を出し合い、一枚のポスターにまとめます。このポスターは夕食を兼ねた懇親会で披露され、参加者の投票により各賞が選ばれ、閉会式で表彰されるのです。力作が並びました。

 

 

 

 

 

 

 

遠目ですのでそれぞれのポスターをお見せできないのが残念ですが、短い時間の間になかなかの出来栄えで、投票に悩みました。

 

さて、1日目の夕方にはお待ちかねの懇親会です。

今年は本学松柏軒レストランからのケータリングです。おいしそうな食事が並びます。

一例を写真でご紹介しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。見た目通り、味もとてもおいしかったです。

おなかいっぱいになったところで、実行委員が企画してくれた名刺交換会が行われました。

これは学生も教員も参加者それぞれに事前に配布され、それぞれ工夫をこらして書いてきた自己紹介カードを交換する企画です。

一人10枚ずつ持っていますので、全部交換することを目標に会場内で盛り上がりっていました。自己紹介カードをシールやイラストでデコレーションした先生もいらっしゃり、私の地味なカードはとても恥ずかしかったですけど、すべて学生のみなさんと交換することができました。1年生もたくさんのお友達、先生と顔見知りになれたのではないでしょうか。

名刺交換会で盛り上がったところで一日目のプログラムは終了です。

この後は自由時間となりましたので、それぞれお部屋に帰ってお友達と盛り上がったことと思います。

以上が一日目の報告です。長くなりましたので二日目についてはまた報告させていただきます。

 

 

 

 

 

8/11,12 オープンキャンパスで賑わいました!

2012年8月15日

apple.gif 学科長の藤巻わかえです

bud.gif 先週末は、オープンキャンパスでした。昨年を大幅に上回る来場者で、嬉しかったです。ありがとうございました。お楽しみの食事体験の食券があっと言う間になくなって、ゲットできなかった人はごめんなさい m( __ __ )m

bud.gif 栄養科学専攻では、ご来場頂いた皆様からの質問を、だんだんにブログにアップしていきたいと思っていますので、乞うご期待。

clip.gif 今年のオープンキャンパスはあと、9月2日(日)、10月6日(土)で終了になりますので、カレンダーチェックして下さいね!

 

7/21,22オープンキャンパスが開催されました

2012年7月22日

diamond.gifスポーツ担当の山下です。

7/21(土)、22(日)に夏のオープンキャンパス第一弾が開催されました。

曇り空でしたが雨にはならず、暑さのしのぎやすい日和も手伝ってか両日で2,000名近くの参加者となりました。科学専攻の資格ガイドや模擬授業は大盛況でした。ご来場くださった方々、どうもありがとうございました。

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7/21 資格ガイド会場は大盛況(左)、栄養士資格を説明する西村先生(右)

オープンキャンパスはこの後、8/11(土)、12(日)、9/2(日)、10/6(土)と続きます。資格ガイドもありますし、ゼリーを作り比べる調理実習もあるので、是非ご参加ください。

わかば会(臨床実習指導者と実習生の懇親会)が開催されました

2012年6月15日

臨床検査学コース、福島です。

昨日、6月14日19:00より、女子栄養大学駒込校舎「松柏軒」にて、

臨床検査技師を目指す4年生と臨床実習指導者(病院実習先の先生方)との懇談会、「わかば会」が開かれました。

この「わかば会」は、4年生と臨床実習指導者との出会いの場として、毎年、行われています。

今年の臨床実習は、7月2日から10月12日の間の3ヶ月間、全国29施設でお世話になります。

大学のある埼玉県、近郊の東京都、千葉県、神奈川県、群馬県、栃木県、茨城県の実習先が8割ですが、

帰省先の福島県、長野県、静岡県、石川県で臨床実習を行う学生もいます。

今年の「わかば会」は、臨床実習施設の先生方 54名、この4月の卒業生 12名に

4年生学生、教職員を加えて、130名の参加で行われました。

この4月の卒業生は、これから臨床実習に伺う緊張した4年生と臨床自習先の先生方との橋渡しを上手にしてくれていました。

感謝happy01.gifです。

また、臨床実習先の先生方の中にも卒業生が7名参加してくれていました。

直接は知らない先輩でも同窓生というのは、安心するものです。

母校に関する共通の話題がありますからね。

 

「わかば会」が終了して、臨床実習に出るまでには、あと、2週間あります。

この間に、実習生は、各臨床実習先の病院に挨拶に伺い、7/2から、臨床実習が始まります。

暑い夏の3ヶ月間、新しい環境での臨床実習になりますが、頑張ってきて欲しいと思いますgood.gif  

臨床検査学基礎実習 その2

2012年6月13日

続いては、高橋先生・青柳先生担当の実習②です。実習②では、免疫学として「ABO式血液型の検査法」と、微生物学として「常在細菌の培養、観察、細菌の増殖の測定」を行います。

血液型の検査では、今まで思っていた血液型と違う結果が出た学生さんもいたようですが、これまでに大きな病気やケガをしたことがなければ、きちんと調べる機会もないかもしれませんね。また、生まれたばかりの頃は、健康で元気で、きちんと検査をしても違う結果が出る場合もあるので、その時の結果のままだったのかもしれません。

次に、微生物学の検査法の様子です。まずは、細菌の培養方法や観察方法を学びます。細菌は、名前の通りとても小さく、菌によってさまざまですが、1μm程度(1mmの1/1000)なので、そのままでは目で見えません。目で見えないと観察はできないので、まずは肉眼で観察できるよう「培養」を行います。

「培養」とは、細菌が生きているように、栄養素など工夫した寒天(培地、といいます)に細菌を塗り(画線、といいます)、37℃の中で一晩培養します。そうすると、どんどん増えて細菌の集団ができ、目に見えるようになります。これを「集落」とか「コロニー」といいますが、私はこの集落を見るのが好きです。今回は、血液寒天培地(赤)とBTB乳糖加寒天培地(黄色~緑)を使いました。

このままでは細菌がどんな形をしているか分からないので、「グラム染色」を行い細菌に色をつけて顕微鏡で観察します。染色をすると、紫色に染まる菌と、赤に染まる菌に分かれ、丸や細長いなど、菌の形も分かります。

細菌の増殖の測定では、細菌がどのぐらいのスピードで増えていくかを測定しました。大腸菌は約30分で二分裂をするので、1個の大腸菌は6時間後には約4000個にも増えるのです。なので、1μmの細菌が、一晩培養することで集落を作るのですね。

この班の学生さんは、来週は福島先生と石井先生の実習です。初めてのことばかりで勉強することも多くて大変だと思いますが、4月に入学した一年生が、臨床検査技師への第一歩を踏み出しました。