「よかったこと」臨床検査技師臨床実習を終えて
By 管理者. Filed in 臨床検査学コース |「臨床検査学コース」福島です。
11月5日(土) 10:30~坂戸キャンパスにて、臨床実習責任者会議が行われました。
3ヶ月間お世話になった臨床実習病院の責任者の先生に来ていただき、ご意見をいただく会議です。
大学側は、臨床検査学コースの教員が参加します。
その席で、「よかったこと」臨床実習を終えて、が報告されました。
「よかったこと」とは、臨床実習病院で
実習期間中に臨床検査技師の方々や友達(他校の実習生も含めて)の
行動の中で,「思いやり」や「気配り」に感動したことや「ありがとう」と感じたことを聞かせてください。
として、実習に行った4年生に書いて貰ったものです。
その中から、一部をご紹介します。
技師の方々は常に学ぶ姿勢を持っていて、臨床検査技師という職業は自分の努力次第でいつまでも成長できるという事を教えていただきました。そんな技師の方々がいらっしゃる中で3か月実習を行わせて頂くことで、私自身これから大きく成長していくために頑張っていこうと思いました。
私の実習させて頂いた病院では、私の他に他校から2人実習生が来ていました。病院実習を行うにあたっての予習・復習・模試の進行状況など、様々なことについて情報交換をしていました。実習中、お互いに刺激しあったり、時には励ましあったりと良い関係を築くことが出来、より充実した病院実習とすることが出来ました。
ミスをした時にしっかり注意をしてくれたのはうれしかった。最近は人に注意することが少なくなってると言われているのに、それをしっかり言葉で伝えてもらえたのはよかった。
技師さんの『病気を見落とさない』という信念や責任感、働く姿勢がすごくかっこよかったです。
輸血の実習の時、技師さんがいつもより早く出勤して業務を行い、私に教える時間を作って下さった事を知って感動したと同時により一層頑張らなくてはいけないという気持ちになりました。
実習先の病院には栄養大学を卒業している先輩が勤めていらっしゃり、顔を会わせるたびに「実習はどうですか?」と優しく声を掛けて貰えたり、実習の内容に限らず色々な話をしてくださったので、とても馴染み易かったです。また実習が終わった後に毎週、夜遅くまで国家試験の勉強会を開いていただき、今後の勉強への取り組み方や就職活動についても相談に乗っていただきました。勉強の回答だけでなく、「このように考えるといいよ」など、私たちと同じ視点で一緒に考えながら、在学中の経験談も含めて教えてくださったので、嬉しかったです。
身近に感じられる先輩が日々頑張っている姿はとても励みになり、また卒業後も更に次のステップへと勉強を進めている様子を見て、自分もあんな風に臨床検査技師として働きたい!と思いました。
技師さんは皆、それぞれ担当する分野のエキスパートで、どの部屋に行っても様々な事をとても分かりやすく説明して貰えました。忙しそうな時でも邪険にされるような事は一切無く、後から時間を作って頂けたり、時には実習時間が終わった後にも解説をして頂けて、嬉しかったです。どのような質問をしても、必ず回答だけでなく更に一歩踏み込んだ知識を分けて貰えたので、今まで暗記するだけだった内容が、実際に見て、自分で考えて、「なるほど」と納得でき、勉強が楽しくなりました。そして、検査に限らず幅広い知識を沢山持つ技師さんに憧れを感じました。