卒業して家庭科の先生になるのは何人?
2017年7月27日家庭科教職コース 家庭科教育学研究室 仙波です。
オープンキャンパスへのご来場ありがとうございました
高校3年生から「正式な教員に採用された人数が知りたいです」、
高校3年生の保護者の方から「正式な教員に採用された人数、
卒業生の延べ人数を知りたい」というご質問をいただきました。
現在全国で栄養大学を卒業して教員として仕事をしている方は
500名を超えています。
最近の数字では、平成16~27年の11年間で栄養科学専攻を卒業する時
家庭科教諭として就職した方は延べ103名、
うち公立・私立の専任24名、
1年契約の常勤講師、臨時的任用教員や期限付き任用教員が46名、
非常勤講師が33名です。
新卒で専任教員になる枠は狭いので、臨時的任用教員や非常勤講師と
して実績を積んで正規の教員になっています。
例えば平成26年度卒業生は、卒業時2名が岐阜県と富山県で専任に、
神奈川、千葉、岩手、埼玉で3名が臨時的任用
⇒うち3名は2年後29年度より高校の専任教諭、
私立の常勤講師が3名
⇒2名は継続、1名は転職
非常勤講師が3名
⇒1名は新潟県に翌年合格、1名は翌年から臨時的任用、
1名は2年後私立の専任教員
というちょっとわかりにくい説明ですが、
平成26年度生は卒業後2年して7名が専任、6名が常勤等、
1名が常勤から転職しています。
栄養士から教員に転職したり、教員から栄養士に転職する卒業生がいるのも
科学専攻の特徴で2つの資格がうまく生かされています。
8月11、12日のオープンキャンパス科学ワールドでも
ご質問にお答えしますので、是非お立ち寄りください。