宇都宮大学における食の生産実習
2014年9月16日9月8、9日に家庭科を専攻してる学生23人で
今回の実習では、酪農学の講義・実習と園芸学の講義・実習の2つを主とし、
普段の生活や授業では学ぶことのできない貴重な体験をしてきました。
将来、食に携わる仕事する人として、
作ること、提供することだけを考えるのではなく
食材の生産過程にある生産者の様々な苦労や努力、科学力などを目の当たりにし
さらに幅広い知識を得ることができたのではないかと思います。
1日目は酪農について学びました。
内容としては家畜としてのウシはどのような一生を送るのか、安定した生産性を
保つために、どのような取り組みがなされているのかなど。
酪農実習では、ウシの卵巣から卵子を取り出し顕微授精の方法を体験しました!
実際にやってみると、どれだけ難しい行程を経て不妊治療が行われているのかが
よくわかりました!
1日目の実習はウシと触れ合い、給餌を行い、牛舎ツアーをして終了です。
この後は、2班に分かれて夕食の準備をしたり、搾乳をしたりしました。
夜は宇都宮大学の方々と交流会を行いました。
交流会では、お互いの大学の研究紹介や大学生活について話をしたり趣味の話をしたりします(*^^*)
2日目の朝、子ウシが産まれるというサプライズがありました(゜ロ゜)!
私達もとりあげるお手伝いをさせてもらいました!
産まれたての子ウシはとても元気で、母ウシのミルクもたくさん飲んでいました。
とってもかわいかったです(>ω<)!!!
名前は母ウシの担当の方がつけるそうです。
どんな名前になるか楽しみですね!
ちなみに子ウシはメスでした!
メスの場合は、この農場で育てられ、子牛を産み、ミルクを出すようになります。
来年、後輩たちが農場を訪れた時には、この牛が大きく成長していることでしょう。
朝食を済ませた後は園芸学の講義を受け、梨狩りに行きました!
梨を採り、出荷する準備までの行程を体験させていただきました。
人の手でひとつひとつ丁寧に確認していくことでよりよい商品提供が実現できて
いるのではないかと思いました。
このあとは昼食を食べ、ソフトクリーム製作・食べ比べを行い、全日程終了です。
今回の実習では、机上で学ぶことのできない
本当に多くのことを体験し、学ぶことができました。
私達各々が、家庭科教諭として、あるいは栄養士として、今後どのようにして
今回学んだことを生かしていくのか考えていきたいと思います(`・ω・´)