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女子栄養大学公開講座スタート
2014年10月12日
人間医科学の藤巻です。
女子栄養大学では、地域社会へ貢献するために、一般の方を対象に、毎年「女子栄養大学公開講座」を行っております。「食と健康」に関わることを、学科•分野を越えて様々な先生が講演します。今年は10月11日,18日,25日の3回で、300名もの方が参加して下さっています。(既に申し込みは終了しておりますが、内容の詳細はコチラをクリック)
今回私は「食物アレルギーの話」をさせて頂きました。ウンウンと頷きながら、また時にへぇ~っと意外そうなお声をあげて聴いて下さる参加者の反応に、講義する側としてはとても嬉しくなりました。
科学専攻の教員からは、今回、食品コースの臼井先生も「食品の科学~色と味と香り~」をお話下さいましたし、次回18日は木村先生が「ロコモティブシンドローム」についてお話されます。
もし今年の公開講座に申し込みしそびれた方は、次年度を是非お楽しみに。
オープンキャンパスアンケートへのご回答13
2014年10月7日「臨床検査学コース」 福島です。
10/5のオープンキャンパスは、雨の中のご参加
ありがとうございました。
保護者の方より
「なぜ、健康スポーツ栄養コースと食品安全・管理コースが併修できないのですか」
というご質問をいただきました。
簡単には、時間割上の問題で、これ以上の併修は無理だからです。
授業は、1日5時間です。
栄養科学専攻の科目には、
1.専攻全員が履修する科目(栄養士資格科目)
2.コースの科目 があります。
時間割では、「専攻全員が履修する科目」は、全員が履修できるように。
「コースの科目」は、
「臨床検査学コースの科目」と同じ時間に「家庭科教職コースの科目」、
「臨床検査学コースの科目」と同じ時間に「スポーツコースの科目」又は「食品コースの科目」
が組まれています。
従って、「スポーツコースの科目」と「食品コースの科目」が
同じ時間に開講されていることが多いということです。
運良く、時間割の都合で、自分の空いている時間に、
他コースの授業を履修することは、可能です。
スポーツコースや食品コースの学生が臨床検査学コースの科目を履修することも可能です。
しかし、他コースの科目全てを履修できるようには、時間割が組まれていないということです。
「家庭科教職+スポーツ」「家庭科教職+食品」については、
資格も含め、全ての講義・実習が履修できるよう時間割が組まれています。
宇都宮大学における食の生産実習
2014年9月16日9月8、9日に家庭科を専攻してる学生23人で
今回の実習では、酪農学の講義・実習と園芸学の講義・実習の2つを主とし、
普段の生活や授業では学ぶことのできない貴重な体験をしてきました。
将来、食に携わる仕事する人として、
作ること、提供することだけを考えるのではなく
食材の生産過程にある生産者の様々な苦労や努力、科学力などを目の当たりにし
さらに幅広い知識を得ることができたのではないかと思います。
1日目は酪農について学びました。
内容としては家畜としてのウシはどのような一生を送るのか、安定した生産性を
保つために、どのような取り組みがなされているのかなど。
酪農実習では、ウシの卵巣から卵子を取り出し顕微授精の方法を体験しました!
実際にやってみると、どれだけ難しい行程を経て不妊治療が行われているのかが
よくわかりました!
1日目の実習はウシと触れ合い、給餌を行い、牛舎ツアーをして終了です。
この後は、2班に分かれて夕食の準備をしたり、搾乳をしたりしました。
夜は宇都宮大学の方々と交流会を行いました。
交流会では、お互いの大学の研究紹介や大学生活について話をしたり趣味の話をしたりします(*^^*)
2日目の朝、子ウシが産まれるというサプライズがありました(゜ロ゜)!
私達もとりあげるお手伝いをさせてもらいました!
産まれたての子ウシはとても元気で、母ウシのミルクもたくさん飲んでいました。
とってもかわいかったです(>ω<)!!!
名前は母ウシの担当の方がつけるそうです。
どんな名前になるか楽しみですね!
ちなみに子ウシはメスでした!
メスの場合は、この農場で育てられ、子牛を産み、ミルクを出すようになります。
来年、後輩たちが農場を訪れた時には、この牛が大きく成長していることでしょう。
朝食を済ませた後は園芸学の講義を受け、梨狩りに行きました!
梨を採り、出荷する準備までの行程を体験させていただきました。
人の手でひとつひとつ丁寧に確認していくことでよりよい商品提供が実現できて
いるのではないかと思いました。
このあとは昼食を食べ、ソフトクリーム製作・食べ比べを行い、全日程終了です。
今回の実習では、机上で学ぶことのできない
本当に多くのことを体験し、学ぶことができました。
私達各々が、家庭科教諭として、あるいは栄養士として、今後どのようにして
今回学んだことを生かしていくのか考えていきたいと思います(`・ω・´)
オープンキャンパスアンケートへのご回答13
2014年9月9日「臨床検査学コース」福島です。
「食品安全管理コースと食文化栄養学科は、
両方とも商品開発できるのですか?」というご質問をいただきました。
どのような「商品開発」をイメージされているのかがわかりませんが、
商品開発も食品安全・管理コースの学習の大きな分野です。
栄養科学専攻の食品安全・管理コースでは、
「栄養士資格」を基盤に
食、食品について深く学びます。
また、調理技術に関する実習科目も多いです。
食品安全・管理コースでは、4年次に「食品安全管理研究実習」という
授業が有り、「食品企業での即戦力」となる力を養います。
食文化栄養学科がマーケッティングなどをもとに新商品などを
企画することに強いとすれば、
食品安全・管理コースは、食品の性質などの知識や
商品管理の技術をもとに、新商品を具体化するところに強いといえます。
大学案内のP92をご覧ください。
この卒業生は、コースとしての教育を始める前の卒業生ですが、
食品技術者、総合職として食品会社への就職が多いです。
食品企業への就職は、資格では無く、その人個人の「能力」が試されます。
大学で学ぶ中で、自分自身を高め、自信をもって自分を売り込めるような
能力、技術を身につけていくことが、重要です。