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第五回香川芳子学術奨励賞

2017年10月23日

学科長の福島です。

 

10/21(土)に、第五回香川芳子学術奨励賞の授賞式並びに受賞講演会が行われましたheart04.gif

%e5%b0%8f%e6%9e%97%e8%91%89%e5%ad%90%e5%85%88%e7%94%9f香川芳子学術奨励賞は、平成25年の香川栄養学園創立80周年を記念し、

検査技師課程の卒業生の中から栄養学領域、または臨床検査学領域において活躍されている方を表彰し、奨励することを目的とした賞です。

 

第五回の香川芳子学術奨励賞受賞者には、昭和60年度卒業生の小林葉子さんが選出されました。

小林さんは、現在、桐生大学の教授として管理栄養士養成課程で生化学を教えていらっしゃいます。卒業してから30年の研究人生についてお話しがあり、

在学生には、大切なことは、「飽きずに、続けられること」「夢を持ち続けること」とお話しがありました。

受賞タイトルは、「食品に含まれる匂い(香り)物質による脳・神経系の機能調節に関する研究」です。

受賞者には、賞状楯と賞金が授与されました。

科学ワールド、越華祭にデビュー

2017年10月22日

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apple.gif 藤巻です

bud.gif本学が包括的協定を締結している埼玉医大の越華祭に、科学ワールドがデビューしました(写真上)。

run.gifテーマは、今年の若葉祭(←ココをクリック)と同様、ロコモティブシンドローム

heart04.gifロコモ度チェックでは、皆様、真剣な表情で頑張って下さいました。

bud.gif 埼玉医大のイベントも、楽しかったです(写真下)。

%e8%b6%8a%e8%8f%af%e7%a5%ad2171022heart04.gif特に、医用生体工学体験コーナーの電気メスに、科学ワールドの学生は興味津々。グレープフルーツの皮を相手に、電気メス体験に没頭しました。もちろん私も(笑)

notes.gif音楽好きの私、室内楽部(オーケストラ)の中に、栄大の教え子が今では医学部生として団員に入っていることもあり、今年も楽しみに聴きました。今年も聞き応えのある演奏でした。

apple.gifこれからも若葉祭や越華祭を通して、埼玉医大との交流が続くと嬉しいです。

中秋の名月〜坂戸キャンパスより〜

2017年10月4日

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apple.gif 人間医科学の藤巻です

 

fullmoon.gif 今日は中秋の名月、十五夜です。

夜、ひっそり静まりかえったキャンパスから空を見上げましたら、月が雲とかくれんぼして遊んでいましたが、、、見えました

十五夜とはいっても満月と1~2日ずれることが多く、今年は10月6日が満月。ですので、今日はちょっぴりいびつですが、綺麗なお月さまでした。

%e3%81%8a%e6%9c%88%e8%a6%8b%e3%81%94%e3%81%af%e3%82%93171004heart04.gifというわけで、カフェテリアのメニューは、お月見ごはんお団子でした。

apple.gif 栄大ランチ、大好きです.

ダニエル ガレゴス先生が来日されました

2017年10月1日

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apple.gif 広報担当の藤巻です。

bud.gif9月27日、本学が学術提携を結んでいるオーストラリアクイーンズランド工科大学ダニエル・ガレゴス教授が来日されました(写真上)。

run.gif 栄養科学専攻の健康スポーツ栄養コース3年次に行われる海外スポーツ栄養体験実習は、そのクイーンズランド工科大学で行われており、その研修をお世話してくださっているのが、このガレゴス先生なのです。

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bud.gifというわけで、科学専攻では教員一同、ガレゴス先生の来日をとても楽しみにしていました。

note.gif当日は、次回クイーンズランド工科大学へ実習にいく学生さん達や教員との交流意見交換が行われ、さらにセミナーで高所得国における食料不安問題についてご講演いただきました。

heart04.gifガレゴス先生の人間味あふれるお人柄に触れ、また、ご専門である公衆栄養学や食料不安と食政策のお話をして頂き、とても充実した1日でした。

apple.gif 今年度の海外スポーツ栄養体験実習は、来年2月に行われる予定で、さらに充実した実習になりそうです。多くの学生が受講する予定のようで、とても嬉しいです。

 

On September 27, Prof. Danielle Gallegos of Queensland University of Technology (QUT) in Australia visited to Kagawa Nutrition University (KNU) (shown in the top photo).

The overseas sports nutrition training elective of the Department of Nutrition Sciences of KNU is carried out at the QUT under the auspices of Professor Gallegos.

We heard that the previous training (←click here)  was very comprehensive and efficient according to the students in the report conference (photo below). Thus, all faculty members were looking forward to Prof. Gallegos’ visiting, very much.

On her visit, exchange meeting was held with students and teachers, and Prof. Gallegos gave a lecture titled “The emergence of food insecurity as an issues in high-income countries”.

This school year’s overseas sports nutrition training elective will be held in February. I am glad to hear that many students have registered already. I am sure that this will be a great experience to the students.

Posted by Wakae Fujimaki.

続報:栄養サポートチーム学生の声

2017年9月4日

学科長の福島です。

 

shine.gif栄養科学専攻健康スポーツ栄養コースの4年生が栄養サポートをしている國學院大學柔道部3年藤阪泰恒選手が第29回ユニバーシアド大会(2017 台北)、男子 60kg級で金メダルを獲得しました。

栄養サポートをしている藤阪泰恒選手が金メダル獲得

 

國學院大野球部・柔道部の栄養サポートをしている

栄養科学専攻健康スポーツ栄養コース4年生は

5名、WUさん、MSさん、YTさん、FNさん、MNさん。

 

bud.gif FNさんがサポートの詳細を教えてくれましたwink.gif

・2016年の12月頃~現在まで、選手たちが生活する寮の食事の毎日の栄養計算をしています。栄養計算は、メンバー内で一週間ずつ交代で行っています。

・2017年の3月に、野球部と柔道部の新一年生を対象に、「補食と水分補給について」のセミナーを行いました。これは、選手の前で1時間程の講義で、事前にアンケートを行い、選手の実態を把握してから、より選手の身近な内容にしました。講義の中に、選手の普段の寮の食事や補食と水分補給の目的・食品の選択方法を、コンビニなど選手の身近な食品から選び、実践できる内容にしました。

 

bud.gif 以下は、サポートに関わっての感想です。

「FNさん」

①サポートの中で大変だったことcoldsweats01.gif

栄養計算をするとき、限られた情報の中で正しい計算をしていくことの難しさを実感しました。選手の寮の食事は朝・夕と決まっているため、残りの食事の昼食や補食で、どのように競技の場で力を発揮できる体作りをするための食べ方を提案していくか、考えることが大変でした。また、栄養計算の結果のみでは選手にとっては改善策がわかりにくいということが分かり、栄養計算の食事結果を踏まえて、改善策を具体的に考えることが難しかったです。

②サポートで感じたことheart04.gif

スポーツをする選手たちにとって食事は体作りの基本で大切なことですが、選手によって食事を整えるための条件が限られてることを実感しました。選手たちそれぞれが抱える環境の中で、私たちにできることは何か考え、実践してきました。この経験が今の現場で求められるスポーツ栄養について以前より理解が深まりました。また、今回は間接的な指導がほとんどでしたが、自分たちの栄養計算を活用して、受賞した藤坂選手は減量をし、結果につながったと聞き、大変うれしく思い、栄養サポートのやりがいを感じました。今後も、選手たちの体作りの向上になるよう、積極的に携わっていきたいと思います。

 

「YTさん」

①サポートの中で大変だったことcoldsweats01.gif

寮の食事が朝夜は決まっておりサポートの内容や仕方に限りがある中、どのようにアドバイスをすれば良いか皆で相談して考えることが一番大変でした。

②サポートで感じたことheart04.gif

スポーツの種類や種目によってはもちろん、個人によって食事の内容や水分の摂り方は変わってくるため一人一人に寄り添ったサポートがスポーツ栄養に求められることなのかなと感じました。

 

「WUさん」

①サポートの中で大変だったことcoldsweats01.gif

・献立、写真を見ながらの栄養価計算だったので、なるべく正確な数値に近づけるのが大変でした。

・補食セミナーでは分かりやすく、最後まで楽しんでもらえるように様々な工夫

をしたことです。

②サポートで感じたことheart04.gif

栄養学を知らない人にどのようにしたら分かりやすく伝えることができるのか、またどのようにしたら興味を持ってもらえるのか考えながら行うことがとても大切であると思いました。

自分がしっかり理解していないと相手には伝えることができないと思ったので、もっといろいろな知識を身につけ、言葉で説明できるようになることが大切だと思います。