オープンキャンパスアンケートへのご回答:15
By 管理者. Filed in Q&A コーナー, 臨床検査学コース |「臨床検査学コース」福島です。
高3の方から
「どうして去年の国家試験の合格率は低かったんですか?」
というご質問です。
臨床検査技師の国家試験は、
午前100問、午後100問、計200問出題され、
正答率60%以上が合格
です。
つまり、200点満点中、120点以上とれば良いのです。
昨年は、35人が受験しましたが、
国家試験で140点以上とって合格したのは17人、約半分です。
120点台合格した学生も8人います。
従って、合格した学生も
「余裕で合格しているわけではない」ということです。
不合格の学生もあと1点、あと3点
というように
惜しい学生が多いのです。
「資格は継続した努力の賜物」
と4年次のガイダンスで話がありますが、
資格を絶対取りたいという強い気持ちがないと
合格にたどり着けません。
ここ10年の全国の合格率の推移をみてみると
74.7%、73.7%、71.8%、67.8%、67.0%、
75.4%、77.2%、81.2%、82.1%、76.4%、
低い時は、67.0%
高い時は、82.1%と差があります。
受けている集団が違うので容易に比較は出来ませんが、
昨年は、少し問題が難しかったのかもしれません。
他大学をみても合格率が下がった大学が多いと思います。