食品安全管理コース「あきたレシピコンテスト」
2017年12月25日食品安全管理コースの駒場です。
2017/12/16に、女子栄養大学と秋田県との連携事業「あきたレシピコンテスト」を行いました 。参加した学生さんは、食品安全管理コースの1.2年生31名です。
「あきたレシピコンテスト」は、「しょっつる」(はたはたでつくった秋田の魚醤)と「じゅんさい」(きれいな沼にできるスイレン科の葉野菜)についての2回の秋田ゼミがあり、生産者の方にいろいろなお話を伺い、勉強しました。その後何回も試作をして、レシピを考え、栄養価計算などをし、プレゼンの練習をしました。
コンテストでは、秋田賞(ふたつのレシピで1位)は2年生チームのFさん、Oさん、Kさんチームの「卵とじゅんさいの巾着煮」と「しょっつるの焼きおにぎり茶漬け」が受賞しました。しょっつる賞には2年生チームのNさん、Wさん、Mさんの「しょっつる香るカリカリ大学芋」が、じゅんさい賞には、1年生チームのTさん、Sさんの「じゅんさい揚げ出し豆腐」が受賞しました。
残念ながら受賞しなかった作品でも、がっつり系レシピあり、野菜たっぷり副菜あり、おいしいお菓子ありと、普段学生さんに調理学を教えているわたしもびっくりのアイディアレシピ満載!(助手さん作成の写真をごらんください)
学生さんたちから感想を聞くと、
・知らない食材や、秋田について知ることができ、とても良かった
・栄養価計算をしたり、レシピを考えることは、自分達が予想していた以上に大変
・食材ただ使うだけでなく、食材を生かすことが何より大切なのがわかった
・審査員の先生から「足し算をしすぎ」と教わった!
・プレゼンをすることは初めての経験、だけど達成感があった!!
・他のチームの発表は、自分達には思いつかなかった様々な工夫があり、おもしろかった
・大学生のうちにもっといろいろな事に挑戦して、失敗して経験を積んでいきたい。
・苦戦したけど、最終的には納得のいくものが作れて良かった。
学生さんの感想に、あきたレシピコンテストが本当の意味で成功したこと、その成長がうかがわれ、うれしく思いました。
秋田県の地元新聞にも掲載していただきました (秋田魁新報 12月17日記事)
お世話になりました皆様、秋田県の関係者の皆様、審査していただいた皆様、食材の提供とご教授いただいた諸井醸造様、NPO法人ぷるるんの皆様 本当にありがとうございました。