オープンキャンパスアンケートへのご回答18
2015年10月8日「臨床検査学コース」福島です。
10/4のオープンキャンパスには、
多数のご来校ありがとうございました。
臨床検査学コース希望の高校3年生の方から
「臨床検査学コースを考えていますが採血で貧血を起こします。致命的でしょうか…」
というご質問です。
高校3年生の健康な生徒の方でしたら、
今までの生涯の中で採血されたのは、数回かと思います。
従って、慣れない採血という行為で
緊張や恐怖から貧血を起こしてしまうのも当然です。
大学の学びの中には、多くの体験があります。
1年次にも、臨床検査学プレセミナーがありますが
このセミナーでは、自分の血液は使いません。
まずは、唾液、便、尿などを使って、検査を体験します。
学年が上がるにつれて、
自分の血液を分析する実験も増えますが、
まずは、採血の上手な有資格者が採血を行います。
臨床検査学コースで、
自分でヒトに針を刺して、採血をするのは
4年次になってからです。
採血もいきなりは、ヒトには刺さず、
「模擬腕(プラスチックの腕にチューブが入っていて、
赤い液体が循環しているもの)」から始めます。
模擬腕で上手に出来たら、最後に、お友達の腕を借ります。
従って、大学生活の中で、徐々に慣れますので
「致命的」では、ないと思います。