Archive for the ニュース Category
4年生教職実践演習 『食の生産実習』
2013年9月11日こんにちは!科学専攻4年のSです。
9月5日・6日に行われた「食の生産実習」について少しお知らせします
「食の生産実習」は、食を支える農業の技術と役割を理解すること、食の生産や流通を理解して食品を選択出来る能力を養うことを目的とし、栃木県にある宇都宮大学で行われた実習です。
1日目は酪農を中心とした実習でした。
体外受精の方法を学んだり、実際に牛さんと触れ合ったり、搾乳をさせていただいたり、、、初めて体験することばかりで、とても新鮮でした
なにより、牛さんの可愛さと言ったら…?
普段食べている牛肉や牛乳の生産過程を身をもって体感する中で、命を頂いているという現実を感じ、「食べる」ということに対して、当たり前と思ってはいけないなぁ…と考えさせられました。
2日目は園芸を中心とした実習で、園芸についての講義の後に、果樹園の散策、栗の収穫をさせていただきました!
果樹園には多くの作物が育てられていて、非常に興味深かったです
…皆さんはご存知ですか?
リンゴやナシの木は人が剪定しなければ、松の木のような高さまで成長するそうです?
でも、そんな高さになってしまうと、とても果実を収穫できませんよね…
人の技術ってすごいなぁ…と感じさせられました
栄養大学の学生として、もちろん宿泊中の食事は自分たちで作りました!
宇都宮大学の先生方にも喜んでいただくことが出来、栄大生でよかったなぁ…と思った瞬間でした(^0^)
天候にも恵まれ、とても充実した1泊2日を過ごすことが出来ました
4年生、最後の実習として、今回「身になる」経験ができて、本当によかったと思います
1.2.3年生の皆さんにもぜひこの実習には参加してくださいね
オープンキャンパスアンケートへのご回答(健康スポーツ栄養コース)
2013年8月21日スポーツ担当の山下です。
この夏のオープンキャンパスでは,たくさんのご来場どうもありがとうございました。アンケートに書かれた健康スポーツ栄養コース関係の質問にお答えします。
Q1. 「健康維持のためだけでなくて筋肉をつけるためなどの栄養の知識も学べますか?」(高2)
A1. スポーツのための栄養学は「スポーツ栄養学」・「スポーツ栄養学実習」(2年後期)を中心に勉強します。さらに,栄養科学専攻の健康スポーツ栄養コースでは,栄養に運動を組み合わせることでいかに健康に,あるいは強くなるかを学んでいきます。
Q2. 「調理技術などは学べますか?」(高2)
A2. 栄養士に必要な調理技術が身につくようにカリキュラムを組んでいます。技術だけでなく理論も合わせて学びます。さらに,家庭料理技能検定の受検も勧めています。
Q3. 「スポーツ選手の団体への就職をしている人はいますか」「プロスポーツチームの選手の栄養サポートをしている人はいますか」(高3)
A3. 健康スポーツ栄養コースの卒業生はまだ2回生までですので,このなかにはプロスポーツチームの栄養サポートをしている人はいません。なぜなら,一流アスリートのサポートのためには栄養士としての経験が必須だからです。スポーツ栄養の経験を十分に積んだ栄養科学専攻の卒業生の中には,オリンピック選手等の一流アスリートのサポートをしている人もいます。
Q4. 「プロのスポーツ選手の栄養サポートを目指すには栄養科学専攻健康スポーツ栄養コースと実践栄養学科のどちらの方がよいですか。」(高3)
A4. 前の質問にお答えしたように,一流アスリートのサポートのためには,スポーツ栄養の経験を十分に積み重ねることが何よりも大切です。このような経験を積むなかで一流アスリートに関わる機会が生まれてきます。この意味で,プロスポーツ選手の栄養サポートを目指すために,実践栄養学科と栄養科学専攻のどちらが有利ということはありません。
両学科の違いは,卒後の職種にあるのではなく,学びの内容にあります。実践栄養学科の学びが管理栄養士教育であるのに対して,栄養科学専攻の学びは栄養士教育とスポーツ指導にあります。どのような学びをしたいのかにより,学科を選んでいただきたいと思います。
なお,公認スポーツ栄養士という日本栄養士会と日本体育協会が共同で認定している資格があります。スポーツ栄養では最難関の資格で(認定者数H24,10,1現在92名),栄養士としての指導経験が厳しく審査されます。受験には管理栄養士資格が必要ですが,栄養科学専攻でも栄養士の実務経験1年を積めば卒後2年で管理栄養士資格の取得が可能ですので,将来的に公認スポーツ栄養士を目指すことができます。
Q5. 「具体的にどんな職業に就職できるかのか知りたいです」(高2)
A5. 平成25年3月に卒業した健康スポーツ栄養コースの卒業生は約30名です。このうち,フィットネスクラブ等のスポーツ関係の企業に就職したのは5名でした。職種はインストラクターやフロント業務等多様ですが,いずれも栄養士として仕事にかかわることになっています。
家庭科教諭は4名で,運動部の顧問として中学生の運動と栄養の指導をしている卒業生もいます。栄養士としての就職は11名でした。受託給食会社に就職した卒業生の中には,企業の運動部の宿舎で栄養管理をしている先輩もいます。このように,スポーツ関係の企業でなくとも運動と栄養の両方の専門知識を同時に活かした就職もあるのです。
なお,10名は臨床検査技師として就職しましたが,平成24年度以降の入学生は健康スポーツ栄養コースと臨床検査学コースの併修はできなくなっています。
Q.6 「栄養科学専攻でも実践栄養の栄養生理学研究室の卒業研究をとれますか」(高3)
A6. これはしばしば尋ねられる質問です。栄養生理学研究室(実践栄養学科 上西一弘教授)は東洋大学駅伝部等の栄養サポートをしており,卒業研究の希望がとても多いです。実践栄養学科でも栄養科学専攻でも希望することができます。ただし全ての研究室について言えることですが,希望人数などの状況によっては,希望しても実際にとれない可能性はあります。
他にも面白い研究室が沢山ありますので,積極的にリサーチして,自分に合った研究室を選んで下さい。
オープンキャンパスアンケートへのご回答
2013年8月21日高校3年生の方から「食品安全管理コース」に質問がありました。
「第一期生の卒業(進路・就職先)が3年後であり
食品企業で栄養士の資格を生かしての活躍できると伺いましたが
他に、どのような就職先を考えていますか?」
「食品安全管理コース」は、昨年度より始まったコースです。
しかし、それ以前の栄養科学専攻の卒業生も
食品企業にも多く就職していました。
大学案内の88頁
栄養科学専攻の「営業・販売」
「食品技術」「総合職」の欄をご覧ください。
平成24年度入学生からは
「食品安全管理コース」として
「フードスペシャリスト」資格を目指すことで
食品の知識を得る、また
「食品微生物検査技士」資格を目指すことで
微生物の検査に関する知識、技術を得ることになります。
大学のカリキュラムの中で
「食品」について「より多く学べる」ようになりました。
知識と技術を定着させ
食品企業の即戦力として働けるような学びをするのが
「食品安全管理コース」です。
ご回答は、福島でした。
オープンキャンパスでのアンケートに答えてー家庭科教職コース
2013年8月16日8月11日のオープンキャンパスでアンケートに質問を寄せてくださった高校3年生の生徒さん、ありがとうございました。
以下にお答えいたします。(井元りえ)
Q1. 被服は、どんな授業がありますか?
A1. 「衣材料学」:衣服の素材を理解し、衣服の管理について洗濯等を自然科学的視点で学習します。
「衣構成学実習I」:衣構成学の基礎を学んだ後、シャツ、アウターパンツの製作を行い、家庭科の被服製作の基礎的知識と技能を修得します。
「衣構成学実習II」:和服(ひとえ長着)、幼児の甚平製作を行い、洋服製作と比較しつつ、技術や衣服文化について学習します。手芸の基礎としてかぎ針編みと花結びを扱います。
教員採用試験対策ではファスナー付きポーチなども製作します。
Q2.必修科目に体育の授業はありますか?
A2. 家庭科教員免許を取得するためには、体育は必修です。
本学では、「生涯スポーツ演習I」と「生涯スポーツ演習II」という科目です。
どうぞまた、本学のオープンキャンパスに来て、どしどし質問してくださいね!