Archive for the 家庭科教職コース Category

家庭科教員としての就職状況や就職先について

2012年9月5日

ribbon.gif 家庭科教育学研究室の仙波・石川です。

9/2のオープンキャンパスでは,体験セミナー

「家庭科の食領域の授業教材体験」を担当しました。

多くの受験生、保護者の方にご来場いただきありがとうございました。

受験生には、フォトランゲージを用いたアクティビティ(活動)を体験をしていただきましたicon_biggrin.gif

参加してくださった皆様、体験はいかがでしたか?

その間、保護者の方にはパネルの資料で説明を行いました。

その時に多く寄せられました質問にお答え致します。

 mobaq.gifご質問: 家庭科教員としての就職状況や就職先は?

tulip.gif回 答:  平成24年3月卒業生は教職履修者が18名と、例年と比べ少数ではありましたが

         家庭科教員としての就職者は半数の9名でした。

         就職先ですが、公立学校では、埼玉県立高等学校、静岡県立高等学校、東京都立

         高等学校、埼玉県・さいたま市の中学校、私立学校では、神奈川県、埼玉県の

         中学・高等学校に採用されました。1名は大学院に進学して、非常勤として働いて

         いますので、大学案内では8名となっています。

         残りの教職履修者は、大学院進学や栄養系の専門学校での実習助手、

         栄養士(病院・企業・保育園)として就職しています。

        

家庭科教員として就職するのは例年約10名ですshine.gif

教職を目指す1年生から4年生、そして卒業した先輩と、縦の繋がりもあるのが本学の

家庭科教員養成の特徴です。また、教員希望者には、卒業した後までサポートをし、

希望者全員が教職に就けるよう指導しています。

 

 

 

教職プレセミナー 第2、3回目

2012年7月6日

家庭科教育学研究室 仙波です。

だいぶ前になってしまいましたが4月24日に行った科学専攻1年生の 教職プレセミナー 第2、3回目の内容をお知らせします。1年生には大好評だったのですが、覚えていますか?サポートして下さった4年生も材料分けや実習準備が教育実習の調理実習の指導に役立つと言ってくれました。

今回は当日の準備をやってくださった家庭科教育学研究室 実験実習助手 石川梨都先生からのレポートです。尚、今回、ウーピーパイで有名なお店に「パイ生地だけを納入して下さい」と交渉してくださったのは石川さんです。冷凍で納入されたパイ生地を大きな冷凍庫に保存させて下さった給食システム研究室の堀端先生にも感謝!では…石川さんより。

「アイスブレーキングから、家庭科教職コース独自の学びを考える活動へ」 という内容で、31名(1名欠席)が出席し、家庭科の学びである「団欒と食」について体験を通して学ぶワークショップを行いましたicon_biggrin.gif

 

それぞれ3種類(ココア・ストロベリー・キャラメル)のWoopie Pie にデコレーションnote.gifnote.gif

同じグループの誰かに食べてもらうために思いをこめてheart04.gif

ところで Woopie Pie をご存知ですか?

ほとんどの学生も知らなかったのですが、アーミッシュの伝統的なお菓子で、テレビドラマの中に出たことでNew Yorkでブレイクしたあと、日本でも人気が出てきました。

名前の由来は、食べたときに美味しくて子どもたちが「Woopie!」(わぉ!)と叫んだことからついたそうですhappy01.gif

 今回は、人気のお店からpie生地だけを納入して頂き、フィリングはマシュマロフラフ(バニラとストロベリー)ですheart01.gif

生地とマシュマロフラフの相性もバッチリで、Woopie!と叫びたくなるほど美味しかったですscissors.gif

 

デコレーション、みんなとっても素敵に仕上げていましたsign03.gif

直径6cmのしっとりやわらかな生地の上に、コルネに入れたアイシングで繊細に書いていますwink.gif

 

デコレーションが完成したら各班でティータイムcafe.gif

 

 

 

 

 

 

楽しい作業は、お互いの緊張を解くだけでなく、これからみんなで頑張れる仲間作りの一歩となったようですicon_razz.gif

 

グループごとに、高校生までの家庭科の学びの中で自分も教師として指導したいと思ったことや楽しかったこと、今の自分に役立っていることなど、家庭科教職コースを履修しようとするきっかけを語り合いました。

また、自分たちがこれから頑張ろうと思うこと、あるいは不安に思うことなどについて、先生方や教職を目指す4年生からアドバイスを頂き、教職を目指す人も迷っている人もキャリアプランについて考える良い機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しい Woopie Pie と数種類の紅茶をいただいた後は、お茶の文化について高津先生のミニ講義がありました。

 

本学で家庭科教諭の免許を取得され、全国でご活躍の皆様へ

2012年5月25日

8月5日(日)に、坂戸校舎において、80周年を記念したプレイベントを行います。ぜひご参加ください。申込を受付中です。

80周年(家庭科教諭)ポスター120523

 

参加申込書は以下からダウンロードしてください。
http://www.eiyo.ac.jp/bokin80/conference/resources/apply_forum120805.pdf
家庭科教諭を目指している在学生の参加も歓迎します。
先輩方からたくさん学んでください。icon_biggrin.gif

 

後期教育実習報告会・食の生産実習報告会

2012年2月9日

お久しぶりです・家庭科委員会ですtulip.gif

3年生は4年次の教育実習が間近に迫り、期待と不安でいっぱいだと思います。ちょっとさかのぼりますが科学専攻4年生後期教育実習報告会の様子をお知らせしますsign01.gif

教育実習報告会は前期(7月)に行いました。例年後期実習生の報告会は行っていないのですが、今

年はこのお二人の希望で報告会が実現しました!

   熱意あふれる4年生を見習いたいですね。

2人の教育実習先は静岡県の高等学校と沖縄県の中学校、

2人とも実習校の先生方からすばらしい評価を頂いていますshine.gif

(二人とも教員に内定しています)

堂々と話す姿からは、3週間の教育実習を真摯に取り組んできた様子がうかがえました。

 質疑応答では、参加していた3年生へ来年の実習に向けて今からできることや

アドバイスなどがあり、3年生は教育実習に対する意欲がますます高まったようです。

先輩の話や発表の仕方は、これから模擬授業を行う上でとても参考になったことでしょうicon_biggrin.gif

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は、教育実習で使用した教材等を3年生に説明しているところですが、

写真からも熱意が伝わってきますねsign01.gif

お忙しい中、ご出席頂いた学部二部学科長の平田久先生からご講評をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後は、栄養科学特論Ⅵ(教職実践演習)の選択履修コースで行った

「食の生産実習taurus.gif報告をパワーポイントで3年生対象に4年生の

代表者が行いました。

 

先輩からの報告は、他の何よりも説得力があり興味が沸くようですbud.gif

先輩から後輩へのつながりdiamond.gifを大切にしていきたいですねribbon.gif

 次回のブログは教職履修最後の科目、栄養科学特論Ⅵ「教職実践演習」について書きますicon_razz.gif

 

 

 

 

宇都宮大学農場「食の生産実習」に行ってきました

2011年9月13日
家庭科教育学研究室 仙波です。
9月1~2日家庭科教職コースの4年生は、宇都宮大学農学部附属農場で「食の生産実習」を行いました。これは、教職の科目「教職実践演習」の選択領域のひとつで、家庭科の先生になろうとする学生が「食の生産や流通にかかわる講義と実習」を通して、食の在り方について考えを深めることが目的です。学生14名、井元先生、堀端先生と仙波が参加しました。
 
台風による雨が心配される中、宇都宮駅より bus.gif宇都宮大学のバスで農場へ。
南北4キロもある広大な農場です。
到着してすぐ開校式。そして酪農学の講義では、家畜とは改めて寿命が人によって決められていることを認識し、牛の雌雄の一生、牛乳や肉になるまでの過程を学んだ後、生殖科学実験室で顕微授精の見学。
  
 
その後、放牧中の牛のところへ。人が来てもまったく逃げることなくゆったりしている。
しばらく牛と一緒に過ごして仲良くなる。
この農場の牛乳は、研究された飼育により、県内随一の成分を保っているそうです。
 
 
牛舎を見学したり、羊をみたりしたあと、牛の給餌の時間。
牛ごとに配合が決まっている餌を準備して、牛を牛舎へ。牛は自分の場所にちゃんと帰ってくる!
 
 
 
  
牛はブラッシングが大好き。とても気持ちよさそうにしている。そのあと搾乳。
 
 
 
その後妊娠鑑定、牛の人工授精を見学して酪農実習終了。

ここからは栄大生の腕の見せ所、宇都宮大学の方の分も含めて夕食を用意しました。
18:30準備開始、19:30には24人分の食卓が完成(堀端先生の指示がなければ時間内の準備はちょっと難しかったかも…)。
夏野菜のカレーとサラダ、交流会用にはヨーグルトムースとプランタンの焼き菓子を準備。大学で試作をして検討を重ねただけに、お味は最高。片付けの時には翌朝のラタトゥイユを仕込んでおいたのでこれも味がよくしみこんで、絶品になっていました。
 
 

   

 食後の交流会は、宇都宮大学の大学院生の卒業研究などの発表を伺いました。来年は栄養大学の学生も準備をしていければと思います。

 一夜明けて…。外は大雨…。

 2日目は居城教授による園芸学の講義と実習。朝方の大雨で農場見学や梨の収穫が危ぶまれましたが、見学のときは、快晴となりました。水耕栽培のトマトを見た後は、広大な農場を見学。陸稲(おかぼ)をはじめてみた学生も多かったようです。写真はごぼうを収穫しているところ。葉っぱだけで野菜名がわかる人はいませんでした…。 

 

 梨については、病気やカメムシにやられて商品価値のない梨を見たり(たくさんお昼にいただきました!)、りんごの台木栽培を見たり、充実した時間を過ごしました。

昨年は栗の収穫でしたが、今年は少し時期が早かったようです。

お昼には、収穫した梨やぶどうをたくさんいただいた後、農場の牛乳を使って、大垣技術職員の指導によるアイスクリームの加工実習 が行われました。

酪農学の講義と酪農実習、園芸学の講義と園芸実習、そして食品の加工実習、3食の準備など少しハードな2日間でしたが、学ぶことはとても多く、食の在り方について深く考えた実習だったと思います。教員になる人にとっては、とても貴重な体験となったことでしょう。 3年生の皆さんは来年を楽しみにしていてください。近々4年生から「食の生産実習」報告をしてもらう予定です。