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食品ロス削減レシピの作成協力

食品ロス削減レシピの作成に協力

2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
12 つくる責任 つかう責任
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
17 パートナーシップで目標を達成しよう
10月は「食品ロス削減月間」です。
埼玉県から、おうちで実践できる食品ロス削減レシピの作成について、依頼がありました。調理学研究室の豊満美峰子教授と児玉ひろみ専任講師が、テーマに沿ってレシピを作成。作成したレシピは、埼玉県のホームページで公開されました。
食品ロス削減レシピは、「時短」・「家事負担軽減」・「食費削減」・「健康」をテーマに、考案されています。便利に、楽しく、野菜の栄養を余すことなくいただくことのできるレシピになっています。また、野菜・肉・魚の保存方法も紹介しています。

「時短」メニュー

「時短」メニューのポイントは、電子レンジを活用して、調理時間を短縮しつつ、不足しがちな野菜を効率よく献立に取り入れること。
電子レンジは、短時間で火が通りますが、食品の種類や形などによって加熱が不均一になりやすいという一面もあります。このため、途中で、上下を返したり、全体を混ぜるなど、温度が均一になる工夫が必要。こうした調理のコツも紹介されています。

〈メニュー〉

なすとかぶのごまみそあえ
※材料(4人分)や作り方とともに、調理のコツがポイントとして、紹介されています。

「家事負担軽減」メニュー

「家事負担軽減」メニューの大きなポイントは、野菜を購入したら、すぐ  に洗う、切るの下ごしらえをしておくこと。その時に、使う分の野菜だけ  ではなく、全ての野菜の下ごしらえをしておくと、食べたい時に、すぐに  調理でき、献立の幅も広がります。
例)にんじんを半分しか使わなかったとしても、1本を下ごしらえしておく等
野菜、肉、魚の保存方法も紹介しています。
「健康日本21」(厚生労働省)では、生活習慣病予防の観点から1日に350gの野菜を食べることが推奨されています。下の画像は、2人分の3日間の野菜(1日350g×2人×3日=2100g)です。
この野菜を下ごしらえすると

〈メニュー〉

魚と野菜のポッシェ

「食費削減」メニュー

食費を削減するためには、食材を購入するときの工夫と手元にある食材を無駄なく使いきる工夫があります。今回は、手元にある食材を無駄なく深い切るための工夫として、「捨てないで食べよう!」「たくさん買って、作って保存」の2つの視点から、レシピを紹介。
「捨てないで食べよう!」
野菜や果物には、葉や皮などが食べられるものもあります。大根・かぶの葉、大根・にんじん・りんごの皮、ブロッコリーの茎を捨てていませんか? 葉にはビタミンAやCが、皮には食物繊維が含まれています。
「たくさん買って、作って保存」
キャベツや白菜、大根など、1個が大きいものは使い切らないうちにしなびてしまうことも。上手にかさを減らす調理をし、余ったら保存。塩や酢につけて日持ちさせたり、たくさん食べられるメニューにするのも一つです。
野菜、肉、魚の保存方法も紹介しています。

〈メニュー〉

「食費削減」メニュー

「健康」メニュー

食材に含まれる栄養素を無駄なく、効率的にとるための工夫を紹介。
脂溶性ビタミンであるビタミンAは、油と一緒に摂取すると吸収率が上がること、水溶性ビタミンは水に溶けやすいので、ゆでる代わりに下ごしらえとして電子レンジを使うと良いことなど、調理のコツもあわせて紹介。
また、栄養素には、組み合わせると力を発揮するものがあり、そうした組み合わせの具体についても紹介。

〈メニュー〉

栄養満点!豚肉とサイタマ野菜のナッツ炒め
埼玉県HP 食品ロス削減レシピの紹介はこちら>>>