【4℃でも増殖する食中毒菌】
近年、加工食品や輸入食品の増加により、食の安全性はこれまで以上に重要な課題となっています。微生物学・臨床検査学研究室では、リステリア菌によるRTE食品の汚染実態を明らかにすることで家庭での冷蔵の過信に注意を促し、リステリア菌による感染症の予防に繋げることを目指しています。卒業研究で得られた知識や技術は、将来、食の安全管理にかかわる仕事を目指す学生さんにとって大きな学びになると考えています。《担当教員:中屋祐子》
栄養イノベーション専攻
微生物学・臨床検査学研究室
栄養イノベーション専攻の研究室紹介【No.7】
多くの食中毒菌は、下痢や嘔吐が主な症状として知られています。しかし、私たちが研究している食中毒菌の一つであるリステリア菌は高齢者や胎児に重篤な感染症を引き起こすことがあります。本菌の主な原因食品は、加熱せずに喫食可能なReady-to-eat(RTE)食品です。リステリア菌は冷蔵庫の温度(4℃)でも増殖可能であるため、私たちはRTE食品の一つである浅漬けにおける汚染実態を調査しています。
(学部4年 Kさん、Nさん)