JOURNAL KAGAWA ヨクシル
“EIDAI栄養学”で情報を食生活にいかす

学びと教育

EIDAI栄養学 #04

“EIDAI栄養学”で情報を食生活にいかす

栄養イノベーション専攻の3つの領域の一つ「栄養データサイエンス領域」。
栄養素・食品・食事の多様かつ大量のデータを分析・活用する力を修得し、ビジネス、行政、さらに大学等の研究機関で、AIやICTを活用した新たなアイデアやサービスを創出できる力を備えた人材を育成します。

栄養イノベーション専攻の3つの領域

栄養イノベーション専攻では、栄養と食を通じて、人々のWell-beingと持続可能な社会を創るための3領域の学びがあります。学びのベースとなっているのが、EIDAI栄養学。
EIDAI栄養学は、栄養学を日々の生活や社会に生かす実践の科学。誰もが健やかに心地よく暮らしていけるように、私たちの生命を支える食が環境に大きな負荷を与え続けることのないように、人間、食物、社会環境のそれぞれの多様性を尊重し、これらの調和を通して、健康で持続可能な社会に導くプロセスを解明していきます。

栄養イノベーション専攻「栄養データサイエンス領域」の学びの特長

健康に良い食事、経済的に適切な食事、環境の負荷を減らすための食事。人間は一人ひとり食の好みや身体状況、ライフスタイルや生活環境が違うので、様々な情報を組み合わせて、自分にとって最適な食事を見つけ、それがパタン化しています。

栄養データサイエンス領域の学びでは、情報を分析し上手に活用することで、複雑なものをシンプルに、大変なことをスマートにして、誰一人取り残さずみんながバランス良く食べるためのツールや方法を編み出すのに必要な知識と技術を身に付けていきます。

栄養素・食品・食事の多様かつ大量のデータを分析・活用する力を修得し、ビジネス、行政、さらに大学等の研究機関で、AIやICTを活用した新たなアイデアやサービスを創出できる力を備えます。

STEP.1

数理・データサイエンス・AI活用の基礎を学ぶ
科目例:情報リテラシー論 / 情報処理統計学など

STEP.2

多様なデータの意味を抽出し、社会に活用する方法を学ぶ
科目例:栄養データサイエンス入門 / 保健・栄養ビッグデータ活用など

STEP.3

AIの概念や手法、応用例を学び、課題解決につなげる
科目例:AI入門 / 機械学修の基礎実習など

STEP.4

栄養調査や料理レシピのデータを用いて実践的なスキルを身につける
科目例:栄養・料理データ分析 / 栄養のための人工知能など

活躍できるフィールド
食品企業、フードマーケティング、システム開発業、行政、家庭科教諭、大学院進学など

EIDAI栄養学で豊かな食生活を探究する研究