JOURNAL KAGAWA ヨクシル
栄養イノベーション専攻の学びの特長

学びと教育

EIDAI栄養学 #02

栄養イノベーション専攻の学びの特長

栄養と食を通じて人々のWell-beingと持続可能な社会を創るための栄養イノベーション専攻で学べる3つの領域。
フード・ウェルネス領域と栄養データサイエンス領域では、領域の学びに加え家庭科教諭一種免許状の取得も可能。また、家庭科教育でのデータサイエンスの活用、フードシステムやフードセキュリティなどの社会課題の解決に強い家庭科教諭を目指します。

「栄養学の基礎+自分らしい専門性」を磨く、4年間の学修スタイル

―栄養イノベーション専攻で、誰もが健やかに心地よく暮らせる社会を目指す

人口が減少していくなかで訪れる人生100年時代。社会が縮小していく一方で、貧困などの格差は広がっていく。自然災害により、ある日突然食糧も水も入手困難となる。命を支える食が環境に大きな負荷を与えている。AIやICT技術はますます発展する。
これからの社会がどのように変化しても、誰もが健やかに心地よく暮らせる社会であり続けたい。そのために栄養学を学び、健やかな暮らしにつながる栄養イノベーションを生み出す力を身に付けませんか?

―大学4年間の学びが、これからの自分を後押ししてくれる

全国初の栄養学部を誕生させた本学は、栄養学の理論と実践を追求し続けてきました。EIDAI栄養学には体系的に実践的に学べるカリキュラムが備わっています。
大学の4年間は、「学ぶ」から「活かす」へ、専門性を磨くために試行錯誤を重ねられる大切な期間。体系的なカリキュラムで個々の知識を意識してつなげる学びがあるため、全体の理解を深めながら、実習や実験で知識の活かし方を確認できる。だからスキルも自信も実感できます。
専門的な知識やスキルは、卒業後、職場や社会のなかで、本格的に磨かれていきます。そのために、専門性の基礎をしっかり築くことが必要です。栄養イノベーション専攻には、栄養学の基礎をしっかり学び、自分の興味・関心にあわせて専門性を磨く学修スタイルがあります。
1〜2年次は食と健康に関する関する多くの事象を個々に学ぶのではなく、つながりを意識しながら学ぶことで全体を理解します。実習などを通して試行錯誤を重ねることで、確かなスキルを身につけます。

―栄養イノベーション専攻の3領域の学びなら、栄養学がもっとおもしろくなる

食べ物からアプローチフードウェルネス領域

食べ物の生産・加工・流通・消費までを総合的に理解し、人々の生き生きとした暮らし(ウェルネス)のために、食品、美容、製薬などさまざまなフード・ウェルネスビジネスや学校教育(家庭科)で新たな価値やモノを創出できる力を備えます。

[学びのわくわくPOINT]
● 食品が持つ特性を知り、ウェルネスのために活かす方法を探究できる
● 食べ物は限りある資源であると同時に、経済的価値を生む商品であることの2面性がわかる

栄養情報からアプローチ栄養データサイエンス領域

栄養素・食品・食事の多様かつ大量のデータを分析・活用する力を修得し、ビジネス、行政、学校教育(家庭科)さらに大学等の研究機関で、AIやICTを活用した新たなアイデアやサービスを創出できる力を備えます。

[学びのわくわくPOINT]
● 健康に良い、タイパが良い、コスパが良いなど目的に応じた食事パターンを探究できる
● 大量のデータの分析から、一人ひとりの食行動を変える方法を導き出せる

からだからアプローチ臨床検査学領域

生体の検査データへの食事の影響を理解し、適切な検査技術と判断力を身につけ、病気の予防、早期発見、治療に貢献できる人材として医療現場で活躍する臨床検査技師を目指します。

学びのわくわくPOINT]
● 食事内容の違いがからだにどう影響するかを探究できる
● 栄養素の代謝を理解しているから、検査データをより深く読み取れる