JOURNAL KAGAWA ヨクシル
“EIDAI栄養学”で食べ物の価値をいかす

学びと教育

EIDAI栄養学 #03

“EIDAI栄養学”で食べ物の価値をいかす

栄養イノベーション専攻の3つの領域の一つ「フードウェルネス領域」。
食べ物の生産・加工・流通・消費までを総合的に理解し、人々の生き生きとした暮らし(ウェルネス)のために、食品、美容、製薬などさまざまなフード・ウェルネスビジネスで新たな価値やモノを創出できる力を備えます。

栄養イノベーション専攻の3つの領域

栄養イノベーション専攻では、栄養と食を通じて、人々のWell-beingと持続可能な社会を創るための3領域の学びがあります。学びのベースとなっているのが、EIDAI栄養学。
EIDAI栄養学は、栄養学を日々の生活や社会に生かす実践の科学。誰もが健やかに心地よく暮らしていけるように、私たちの生命を支える食が環境に大きな負荷を与え続けることのないように、人間、食物、社会環境のそれぞれの多様性を尊重し、これらの調和を通して、健康で持続可能な社会に導くプロセスを解明していきます。

栄養イノベーション専攻「フードウェルネス領域」の学びの特長

食べ物には、それぞれ価値があり、それはその食べ物の個性とも言えます。まだまだ私たちの知らない成分、利用法、可能性があります。私たち人間がなにをどう選ぶかで、環境への負荷が変わり、食べ物の価値も大きく変わります。なにをどのように調理し、食べるかで、おいしさや健康状態が変わります。
フード・ウェルネス領域の学びでは、それぞれの食べ物がもつ可能性を探求し、その価値を大切に、消費者にとっても企業にとってもメリットのある、日々の暮らしにも環境にもやさしい、商品やサービス、システムを創り出すのに必要な知識と技術を身に付けていきます。
食べ物の生産、加工・調理、流通、消費までを総合的に理解し、人々の生き生きとした暮らし(ウェルネス)のために、食品、美容、製薬など様々なフード・ウェルネスビジネスで新たな価値やモノを創出できる力を備えます。

STEP.1

食品のウェルネスとの関わりを自ら考え探究する
科目例:食品開発論 / 食品機能研究論など

STEP.2

実践的な食品衛生技術の習得を目指す
科目例:食品保存技術論 / 食品微生物検査学など

STEP.3

食から持続可能な社会を考え実践活動をする
科目例:フードシステム学 / 食品開発・マーケティング論など

STEP.4

課題解決に向けた思考力と分析技術を身につける
科目例:フードサイエンス実習Ⅰ・Ⅱ / フードPBL演習など

活躍できるフィールド
食品製造業、食品流通業、外食産業の安全管理・食品開発、家庭科教諭、大学院進学など

EIDAI栄養学で食べ物の価値を探究する研究