- 短期大学部 食物栄養学科
学びの概要
2 年間のステップ
1年次実習を中心に基礎力をつける
実習
栄養学実験実習
活動時の代謝量や骨密度、シリアル摂取後の血糖変動や尿中成分を測定し、栄養状態と栄養素摂取量の評価を行います。また、ラットをたんぱく源の異なる飼料で飼育し、たんぱく質の栄養について学びます。
基礎調理学実習
さまざまな食品や調理手法の特性を理解し、特徴を活かした調理方法を学びます。「切る」「むく」といった基礎技術の練習も行い、栄養的・嗜好的に望ましい日常の食事を安全に調えられる実力を身につけます。
生化学実験
「生化学」の授業で学ぶ生体内化学反応の知識を実際の現象として把握し、栄養や食品をより化学的に理解するために、糖質・脂質・たんぱく質の消化実験や血中成分の定量分析などを行います。
講義
臨床栄養学( 食事療法)
各疾患の診断基準、治療ガイドラインを理解した上で、必要栄養素量の求め方、食品選択、料理選択についての知識を習得。疾患別の栄養アセスメントと栄養ケアを理解し、その治療食の提案ができるようになることを目指します。
健康管理スポーツ実践
種目ごとの基本ルール・動作を理解し、自らの課題とその改善のための目標を設定して、チームメイトと協力しながらスポーツに取り組みます。健康や体力についての知識とチームワークを学びます。
苦手克服タイム
授業でつまずいたところを基礎から集中的に学び直せる時間「苦手克服タイム」を設けています。専門的な学びについていけるよう教員が丁寧にサポートします。
2年次応用力を養い専門性を高める
実習
対象別栄養指導実習
各ライフステージへの栄養指導方法や、食事計画に必要な知識と具体的な技術・方法を学びます。また健康増進の観点から疾病を理解し、予防のための栄養指導の進め方、留意点などを学びます。
専門調理学実習
プロの料理人や料理研究家を講師に迎え、和・洋・中の料理に対する考え方や包丁使い、マナーなどを体得。料理研究家の実習では、コマーシャルや雑誌等に載せる料理とはどういうものかを学びます。
校外実習
給食管理実習( 校外) 1 週間または2 週間
1 年次の給食管理実習( 校内)に続き給食現場を体験して栄養士の役割を学ぶ
本学で依頼している実習施設の中から各自1施設を選択し、1週間または2週間の実習を実施。給食の概念、栄養管理および品質管理、衛生管理、生産管理、組織管理・マネジメントなどについての理解を深めます。
[ 給食管理実習実習先( 2023 年度抜粋)]
[病院]
国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院/医療法人菊一会 鶴ヶ島 池ノ台病院/順天堂大学医学部附属 順天堂医院/全国土木建築国民健康保険組合 など6 施設
[学校]
文京区立小学校/柏市立小学校/学芸大学附属世田谷小学校/狭山市入間川学校給食センター など5 施設
[保育園]
文京区立保育園/社会福祉法人ユーカリ福祉会/社会福祉法人上宮会/社会福祉法人みきの家/社会福祉法人カタバミ会/社会福祉法人雲柱社/社会福祉法人わかみや福祉会 など15施設
[高齢者施設]
社会福祉法人至誠学舎東京/社会福祉法人賛育会
[事業所]
ジャパンウェルネス株式会社/シダックスコントラクトフードサービス株式会社/コンパスグループ・ジャパン株式会社/株式会社グリーンハウス など12 施設
講義
社会福祉概論
社会保障制度の意義、社会保険・公的扶助・社会福祉の機能、各種社会福祉サービスの役割と必要性を修得。人間の多様性、個々の人間の生活と社会の関わりが理解できるようになることを目指します。
栄養士実力認定試験
対策講座12 月の試験に向けて各分野ごとに、ポイントを解説します。授業で学んだ内容の理解を深めるとともに試験対策を講じます。
1 年次の時間割モデル
[ 前期]
[ 後期]
<1 限目>9 : 10〜10 : 40 <2 限目>10 : 50〜12 : 20 <3 限目>13 : 10〜14 : 40 <4 限目>14 : 50〜16 : 20 <5 限目>16 : 30〜18 : 00