栄養学専攻 修士課程

在学生×教授 メッセージ

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在学生×教授 メッセージ

研究室の取り組みと、未来に対する想い

学校給食を取りまく
問題を解決できる
人材を目指してほしい

中西 明美教授
学校給食・食育研究室
研究指導分野/子ども食事管理論

栄養教諭としての
専門性を深めながら
キャリアパスを築く

Aさん
宮城県出身 女子栄養大学卒業
栄養学専攻 修士課程2年

栄養教諭として子どもたちの学校給食を支えたい

中西 学部では栄養教諭に関する授業を受け持っていたので、Aさんは学部生時代からよく知っています。

Aさん はい、先生の授業はたくさん受講しました。大学院へ進学したいと思ったときに、武見先生や中西先生に相談しました。本学には多様な領域で高度な研究をされている先生方が多いので、幅広い視点で学べる環境だったことも大学院進学の決め手のひとつでした。学校給食について研究したいと思ったときに中西先生のもとで指導が受けられることになって本当によかったと思っています。

中西 選んだテーマについてしっかりと研究を進めているので安心して見守っています。私自身も学校給食について課題だと思っている部分なので、同志のような感覚で一緒に研究を進めている気持ちでいます。

Aさん 学校給食無償化の動きが全国的に広がる一方で、その実施状況や財政基盤は自治体によって大きく異なっています。このような不安定さ不均衡さの中で、子どもたちの食経験を豊かにし、良い給食を目指すために「食材料費高騰が学校給食の品質に与える影響」というテーマで研究を進めています。現場の先生にインタビュー調査を行いましたが、いろいろな意見が知ることができて良かったです。これから献立の分析なども行う予定です。

中西 学校において給食管理と食育指導を担う栄養教諭ですが、いわゆる昇進して学校で管理職へステップアップしていくことや、教育委員会に入って学校運営や政策に関わる立場になることはまだそう多くないのが現状です。そういう人材が増えていくことで、食育や学校給食の改善や管理が進んでいく思うので、Aさんにはぜひそのような人材になって欲しいと願っています。

Aさん 研究を通して、学校給食の体制には自治体間で格差が大きく、持続可能な学校給食を提供するためには多くの課題があることを実感しました。

中西 今年はたくさんの学会に参加することができましたね。いろいろな研究者の先生との接触や他大の院生との接点もできたかと思います。

Aさん 本学の学内だけでなく外部の方との繋がりもできたことは、将来に活きてくると思っています。大学院修了後は栄養教諭としての専門性を活かし、子どもたちの学びや食経験を豊かにする学校給食や食育の実現に貢献していくことが現在の目標です。

好きなことに没頭し
熱中できる時間が
大学院の魅力です

上西 一弘教授
栄養生理学研究室
研究指導分野/栄養生理学

栄養管理の実務と
スポーツ栄養の知見を
深めたい

Bさん
茨城県出身 女子栄養大学卒業
栄養学専攻 修士課程2年

公認スポーツ栄養士を目指して

Bさん 高校時代のラグビー部マネージャー経験から、公認スポーツ栄養士を目指しています。そのために必要なのが管理栄養士資格です。在学中に管理栄養士国家試験の受験資格を得ることができ、修士号も取得できる高度人材養成コースがあったことが大学院進学の決め手となりました。

上西 高校でのマネージャー経験があるからか、大学院での活動でもまわりに気を配り、面倒見が良いので任せておいて安心だと感じています。時間を有効に使い、研究と実務をしっかりと両立させていますよね。

Bさん はい。最初は資格を取りたいという気持ちが大きかったのですが、大学院での授業や研究を通して、科学的根拠に基づいた考え方ができるようになりました。

上西 大学院は、研究者を目指す人だけでなく、社会でより高度な専門性と広い視野を持って活躍したい人にも大きな意義を持っています。研究では自身の興味のあることを突き詰め、その過程で身についた専門性が実務に活かせることができます。

Bさん 現在、本学の学生食堂で週4日ほど勤務しながら、研究室がサポートしている運動部で学部生と共に体組成測定や食事調査を定期的に行っています。学食では大量調理や給食の流れを実践しながら栄養士の実務経験を積むことができますし、院での講義では先生や他の院生とデスカッションしたり、学術論文に触れたりと毎日が充実しています。

上西 Bさんは明確な将来の目標があり、この1年間でさまざまなスポーツの運動部と関わり知見を広げてきました。次のステップは研究として深めていくことだと感じています。

Bさん 「スポーツ栄養における栄養管理能力の向上」をテーマに研究を進めていこうと思っています。この先、大学のラグビー部の夏合宿で、食事提供の準備段階から関らせていただく予定です。競技の特性や選手の体調にあわせた栄養管理と給食管理ができるよう準備をはじめています。また、選手だけでなくマネージャーに対する栄養指導やマネージャーとしてチームにどう関っていくべきなのかを一緒に考えていきたいです。

上西 Bさんのこれからの研究に期待します。大学院への進学を少しでも考えているならぜひ進学をして欲しいと思っています。長い人生の中のたった2年間ですが、意味のある2年間になります。さまざまな人との関わりや得た知識はこれから必ず活きてくるものになります。