[実践栄養学科]栄養学でアスリートをサポートする

2024.05.14

[実践栄養学科]栄養学でアスリートをサポートする

―アスリートの「今」だけではなく、「これから」もサポートする 

アスリートは常に「最高の結果」を追い求めています。だから「今」のサポートが優先されます。実践栄養学科の「スポーツ栄養」は、一人一人に寄り添い、パフォーマンスを最大限に引き出すためのからだづくりや食事の実践のためのサポートはもちろん、選手の「これから」も含めた、トータルの栄養サポートを目指しています。 試合の前後だけでなく、質の高いトレーニングのためにけがをしない・病気にならないことに配慮した栄養サポート、将来のトップアスリートを目指すジュニア世代からの育成のための栄養サポート、選手生活を終えた先のステージにおいても元気に過ごすための栄養サポートなど、「今」と「これから」に対応できる知識や技術を学びます。 

―トータルの栄養サポートのために、栄養学の基礎をしっかり学び、応用できる力を身に付ける 

実践栄養学科の「スポーツ栄養」は、選手一人ひとりに適した栄養サポートを行えるよう、必要とされる知識や技術を総合的に身に付けるのに適した体系的実践的なカリキュラム編成を行っています。

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「解剖生理学、栄養生理学」では、からだの構造とともに、様々な状況下での生理的機能を学びます。また消化管の構造や働き、尿の生成や腎臓の働き、心肺機能や呼吸・循環、骨の健康について学び、その後、運動による筋肉や心肺機能への影響、運動と栄養の関わりについて学びます。

 「基礎栄養学、食品学、調理学」では、“なにをどれだけどのように食べるか”を具体的にアドバイスできるよう、栄養素の過不足の状況、食品の種類や特徴、おいしく栄養的に食べるための調理方法について学びます。 

「栄養アセスメントやライフステージ栄養学」では、食事調査や身体計測・血液検査などの結果から、食事内容が適切かどうか、栄養状態を判断するための測定方法や評価方法についての基礎を学びます。

その後、成長・発達・加齢などライフステージに応じた栄養サポートの実際について学びます。 「給食経営管理論」では、選手チームに直接食事提供を行えるよう、献立の立案から食材の購入まで、調理作業工程の計画や衛生管理などに関する基礎知識を活かし、150食程度の食事提供について、実習を通して学びます。

 「栄養教育論」では、選手自身が自立して適切な食行動を実践できるよう、選手の気持ちや生活環境に配慮した栄養教育や栄養カウンセリングについて、理論と技術を学びます。

 ―「プロフェッショナル科目群」で、さらにスポーツ栄養を深く学ぶ 

3年~4年次で、「プロフェッショナル科目群」のスポーツ栄養系を履修することで、スポーツ栄養をさらに深く学ぶことができます。「スポーツ概論」ではアスリートのパフォーマンス向上のために、骨格筋や神経系の働き、持久力を発揮するための器官の機能など、運動とからだの関係の理解を深めていきます。さらに「スポーツ栄養学」や「スポーツ栄養実習」で、競技種目による食事内容の違い、スポーツと栄養に関する最新情報として様々な食品のタイプや企業の取組み、実際の場面を想定した各種測定、栄養・食事計画の立案や食事提供・質的評価など、実践活動を重視し、多面的に学んでいきます。 

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―栄養学を学んで、アスリートをサポートする管理栄養士になる。国家試験合格者数全国第1位、高い合格率が生み出す学び 

実践栄養学科では、毎年200名を超える管理栄養士を社会に送り出しています。2024年3月に実施された管理栄養士国家試験の合格者数は221名で、12年連続、全国第1位。合格率も97.4%と高い値になっています(新卒のみの全国平均80.4%)。 1学年200名を超える学生は実に多彩です。グループディスカッションやケーススタディなど、少人数に分かれて取り組む演習・実習も豊富です。 栄養学を学び、アスリートをサポートする管理栄養士を目指す人たちも、それぞれの個性を認め合い、学び合い、助け合って、多彩な管理栄養士へと成長していきます。 

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▼実践栄養学科の魅力② 

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▼実践栄養学科の魅力①

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