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女子栄養大学のいま
[EIDAI栄養学]栄養学部で栄養科学を学ぶ②
学園

[EIDAI栄養学]栄養学部で栄養科学を学ぶ②

2024.01.30
保健栄養学科 栄養科学専攻では、栄養学をベースに、食べ物の科学やからだの科学を学び、これらを総合的に活用し応用できる実践力を、身に付けていきます。
栄養学は、人と食べ物、社会との関わりを科学的に探究し、実践に結びつけることで、すべての人々の健康と幸せを実現していくために必要な学問です。

保健栄養学科栄養科学専攻の学びの3つの魅力

❶食べ物やからだの不思議を、栄養学で解明
食べ物は調理するとどう変化するのか。健康食品にはどんな効果があるのか。からだはどのような食べ物を必要としているのか。どうして太るのか・やせるのか。筋肉を増やすには何を食べたらよいのか。環境への負荷が少ない食べ物はなにか。発信されている栄養情報はどれが正しいのか。などなど。私たちの生活のなかには、食べ物やからだに関する「なぜ」や「どうして」は、意外にたくさんあります。
栄養学を学ぶことで、これらの「なぜ」や「どうして」を科学的に理解することができます。さらには、まだまだ解明されていないことがあることもわかります。
栄養学がわかれば、日々の生活で学びを実践し活かすことが増えていきます。そして次の「なぜ」につながります。

❷栄養学は、バランスの科学
世界の人口は80億人を超えました。
肥満や過体重の人は4人に1人。そして肥満は心疾患や脳卒中につながります。一方、10人に1人が飢餓に苦しみ、栄養失調に陥っています。これらは、食料が人々に平等にいきわたっていないことを示しています。そしてその原因には、紛争や気候変動があります。
私たち人間は、増え続ける人口に対し、食料を確保するためにテクノロジーの進歩を活用し、生産規模の拡大や効率化の向上を図ってきました。同時に、水、土壌、エネルギーなど、地球上の様々な資源を使い続けています。でもこうした資源には限りがあります。一方、生産された食料の3分の1は廃棄されています。
食べすぎでも不足でもない、使いすぎでも過度の節約でもない、肥満でも栄養不良でもない、依存でも無関心でもない状態とは? それを今、一人一人が考え、行動をすることが求められています。食べ物も、からだも、栄養情報も、ちょうど良い「バランス」をみつけ、保つための科学が必要で、それが栄養学なのです。

図1

❸大切な人々や社会を健康に幸せにすることを仕事に
栄養学は、人と食べ物、社会との関わりを科学的に探究し、その成果を暮らしの中で実践に結びつけることで、胎児期から高齢期まで、人の一生にわたる健康と幸せを実現するために必要な学問です。
女子栄養大学の栄養学は、すべての人々の健康と幸せを目指し、様々な改善と工夫を重ね続けてきました。栄養学部の単科大学だから、栄養科学を広く深く学ぶことができます。実践にこだわって学ぶからこそ、卒業後も学んだことを社会で検証・再考しながら、さらに成長することができます。大切な人々や社会を健康に幸せにするための仕事は、やりがいや生きがいになります。

栄養科学でイノベーションを生み出す。
2025年4月から、保健栄養学科栄養科学専攻は、保健栄養学科栄養イノベーション専攻へ、名称変更を予定しています。
栄養科学の学びで、イノベーションの創出へ。在学生も、入学生も、栄養科学を通して、社会からの様々な要請に対応できる実践力を身に付けられるよう、魅力ある教育研究を整えていきます。

▶栄養イノベーション専攻(予定)についてはこちらから



女子栄養大学の栄養学は、ここからはじまった!

創立者の香川綾は、日々の生活のなかでの栄養学の実践にこだわりました。食べ物の科学+からだの科学+栄養情報の科学。これらを統合した栄養学の原点が、ここにあります。

❶料理の計量化は健康への道―計量カップ・計量スプーンの開発
創立者は、計量化による味つけを食生活に根づかせたいと考えました。計量カップ・計量スプーンを使えば、誰が作ってもおいしい味に仕上がり、塩分や糖分のとりすぎを防ぐことができます。
▼詳しくはこちら
A

❷胚芽精米を主食とした毎日の食事で、健康に
創立者が栄養学の魅力に魅せられたのは、脚気に苦しむ人たちが胚芽米を取り入れた食事で回復していく姿に、驚きと感動を覚えたから。現在もなお、日本人にとって、魅力あふれる主食です。
▼詳しくはこちら
B

❸健康をつくる食事プランの基本―四群点数法の開発
四群点数法を使えば、面倒な計算なしで簡単に、栄養バランスと食事の全体量が整います。創立者は、毎日の食品選択で気軽に使える食事法を考え、改良を重ね、普及し続けました。
▼詳しくはこちら
C


▼[EIDAI 栄養学]栄養学部で栄養科学を学ぶ①
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