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女子栄養大学のいま
[EIDAI栄養学]栄養学部で栄養科学を学ぶ①
学園

[EIDAI栄養学]栄養学部で栄養科学を学ぶ①

2024.01.12
保健栄養学科 栄養科学専攻では、栄養学をベースに、食べ物の科学やからだの科学を学び、これらを総合的に活用し応用できる実践力を、身に付けていきます。
栄養学は、人と食べ物、社会との関わりを科学的に探究し、実践に結びつけることで、すべての人々の健康と幸せを実現していくために必要な学問です。

保健栄養学科栄養科学専攻の学びの3つの特徴

❶栄養学は実践のための科学
私たちは、365日、繰り返し食事をし、からだや心の状態を整えています。
食べ物は、一つ一つ、含まれる成分やその量が異なります。これらは気候や土壌の影響を受けますし、調理方法によっても変化します。
食べたものは、体内で消化・吸収し、利用されますが、その状態も人によって異なります。
このため、同じ食べ物を同じ量食べても、体重の増え方や減り方は人によって違います。
一方、社会にはたくさんの栄養に関する情報があります。どの情報が正しく、どれが自分にあった情報なのか、確かな知識がないと情報をうまく活かせません。
食べ物や情報の選び方しだいで、健康を害することもあります。

食べ物の生産・加工・流通・販売のプロセスや、選択・購入して消費する(調理や食べる場面)まで。からだの中の状態から、社会の仕組みや今起きている出来事まで。食に関するあらゆることを、広く、深く学んでいきます。そうした知識を、様々な実習や実験の場面、日々の食事の場面で、繰り返し試していくことで、実感や経験を伴う確かな実践力を身に付けていきます。

文章内図

❷「ちょうど良い」を探り出すための実践力
食べ物の科学、からだの科学。簡単そうで、意外に複雑。ちょっと難しいけれど、学んでみると意外におもしろい。
食べすぎない、不足しない、偏らない「ちょうど良い」選び方や食べ方、保存や調理方法などを学び、生活のなかで学んだことを試せるからおもしろい。
成長する、病気にならない、生き生きできるための「ちょうど良い」は、人種、年齢、性、あるいはアスリートのタイプによっても違うから、興味深い。
そして、社会や時代に応じた「ちょうど良い」を研究し続け、新しい情報を発信する。
だから、使える学問なのです。
 
❸専門職として自分の得意を仕事に
栄養科学を広く深く学び、実践力を身に付けていくことで、自分の得意なことがはっきりしてきます。4年間の学びを終え卒業することで、学士(栄養学)を修得し、栄養士の資格も取得できます。自分の探求したい方向によっては、臨床検査技師や家庭科教諭の道にもつながります。
社会の多様化・複雑化は、ますます進みます。社会で起きる様々な食の課題に向き合うために、大学時代に栄養学を通して自分の得意を見つけて伸ばし、職場や社会でいろいろな人たちと出会ってもっと自分を磨く。そのための学びが、栄養科学専攻にはあります。

栄養科学でイノベーションを生み出す。
2025年4月から、保健栄養学科栄養科学専攻は、保健栄養学科栄養イノベーション専攻へ、名称変更を予定しています。
栄養科学の学びで、イノベーションの創出へ。在学生も、入学生も、栄養科学を通して、社会からの様々な要請に対応できる実践力を身に付けられるよう、魅力ある教育研究を整えていきます。

▶栄養イノベーション専攻(予定)についてはこちらから



女子栄養大学の栄養学は、ここからはじまった!

創立者の香川綾は、日々の生活のなかでの栄養学の実践にこだわりました。食べ物の科学+からだの科学+栄養情報の科学。これらを統合した栄養学の原点が、ここにあります。

❶料理の計量化は健康への道―計量カップ・計量スプーンの開発
創立者は、計量化による味つけを食生活に根づかせたいと考えました。計量カップ・計量スプーンを使えば、誰が作ってもおいしい味に仕上がり、塩分や糖分のとりすぎを防ぐことができます。
▼詳しくはこちら
A

❷胚芽精米を主食とした毎日の食事で、健康に
創立者が栄養学の魅力に魅せられたのは、脚気に苦しむ人たちが胚芽米を取り入れた食事で回復していく姿に、驚きと感動を覚えたから。現在もなお、日本人にとって、魅力あふれる主食です。
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B

❸健康をつくる食事プランの基本―四群点数法の開発
四群点数法を使えば、面倒な計算なしで簡単に、栄養バランスと食事の全体量が整います。創立者は、毎日の食品選択で気軽に使える食事法を考え、改良を重ね、普及し続けました。
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C



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