4月、新入生の皆さんをお迎えし、2023年度の授業がスタートしました。
新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組みはじめてから3年、ようやく平常の大学生活が戻ってきました。
コロナ禍においては、教育だけではなく、大学での過ごし方、社会との様々なかかわりなど工夫と努力が必要でした。在学生の皆さんには、多くの制約で活発な活動を行うことが難しい日々が長く続きました。そうした状況のなか、本学の教育でこれまで重んじてきた「実践」が、次々に出てくる課題や困難を乗り越えさせてくれました。クラスターの発生を未然に防ぐことができ、刻々と変わる感染状況に臨機応変に対応することもできました。学生の皆さん一人ひとりが予防行動に取り組み続けてくれたこと、ご家族の皆さまが支え続けてくださったことが大きな力となりました。
政府が感染症法上の位置付けを5月8日より「2類相当」から「5類感染症」に移行する方針を決定したことに伴い、本学においても、基本的な感染対策を心がけつつ、これまでの制約を緩和することとし、具体の対応についてお知らせしました。
対面授業が中心となり課外活動も行えますので、キャンパスにおける交流や語らいを通して、新たな発見やつながりが増え、充実した学びや学生生活となることを願っています。
私たちはコロナ禍以前の生活に戻るのではありません。コロナ禍での経験をもとに、皆さんが安心して学修に取り組み、様々な活動や体験に挑戦できる新たなステージへ、教職員一同、努力してまいります。
皆さんが心地良く成長していく姿を、楽しみにしています。
女子栄養大学
女子栄養大学短期大学部
学長 香川明夫
【参考】
●【学部生用】新型コロナウイルス感染症への今後の対応について
●【短期大学部学生用】新型コロナウイルス感染症への今後の対応について
