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NEWS AND EVENTS

女子栄養大学のいま
国際栄養学会議にて、日本の栄養学を世界に発信
学園

国際栄養学会議にて、日本の栄養学を世界に発信

2022.12.15
第22回国際栄養学会議(International Congress of Nutrition;ICN)が、12月6日(火)に開会し、11日(日)までの会期中、本学教員がシンポジウムやレクチャーの座長、演者として登壇しました。

登壇したセッションのテーマは、学校給食、共食、肥満・メタボリックシンドローム対策、胎児期の栄養、高齢者の栄養、健康な食環境、栄養表示制度など、実に様々です。本学は、栄養学に特化した大学という特徴を活かし、栄養学に関する幅広いテーマの教育研究に取り組んでいます。

今回の国際栄養学会議は、日本の栄養学を世界に発信する貴重な機会になりました。

石田先生A
▲石田裕美教授
The Contribution of School Lunch Program to Nutrition Management for Japanese Children

衛藤先生
▲衛藤久美准教授
Eating together towards healthy life and better well-being throughout lifecourse

TH
▲津下一代特任教授(写真左)、林芙美准教授(写真右)
Measures against obesity and metabolic syndrome in Japan and progress toward Japan-Russia joint project

STTN
▲新開省二教授(写真上段左) Nutrition for older adults
 武見ゆかり教授(写真上段右) Healthy food environment
 田中茂穂教授(写真下段左)
 100 years' history and perspective of National Institute of Health and Nutrition, Japan
 西田千鶴大学院客員教授(写真下段右)
 One year after the Tokyo Nutrition for Growth (N4G) Summit: Any impact on transforming food environment to achieve sodium reduction?

公開講座 武見先生

公開講座 新開先生A
▲開期中、市民公開講座も開催。テーマは「人生100年時代に向けた栄養学からの提案」。武見ゆかり教授(写真上)が司会を務め、新開省二教授(写真下)がフレイル予防とその対策について講演

一般演題では、教員とともに、大学院生も多数、ポスター発表を行いました。大学院生の中村さん、高橋さん、高野さんに学会に参加した感想をお聞きしましたので、ご紹介します。



中村さん
▲中村 有希乃さん(大学院博士課程3年)(写真中央左)
発表テーマ:Fluctuation of Serum 25(OH)D During the Menstrual Cycle in Young Japanese Women

第22回IUNS-ICNにポスター発表と運営ボランティアとして参加させていただきました。
本大会は世界中の国から、さまざまな立場の方が参加されていることもあり、研究発表も最先端なトピックスから、発展途上の国々が直面している深刻な課題まで、多岐にわたっていました。
私は運営ボランティアとしての活動中に、発展途上の国から参加された研究者と知り合い、その国が抱えている課題について意見を伺う機会がありました。研究者である一方で、課題を抱える当事者でもある立場の方の、リアルな意見を聞くことは初めてであったので、正直、大変ショッキングな内容も含まれていました。
世界は広い、とよく言いますが、日本では考えられないような問題がまだまだ多く存在している実態を肌で感じ、世界で求められる研究の幅の広さを学びました。


髙橋さん1
▲髙橋 佳奈さん(大学院修士課程2年)
発表テーマ:Associations between Perceptions of Attractive Body, BMI, and eating habits among Young Women with and without Children in Japan

今回初めて国際学会に参加しました。
授業や論文で目にしたことのある著名な先生方のお話を直接お聞きし,研究に対する姿勢や情熱を肌で感じました。
また,セッションの参加者数,活発なディスカッションから,世界中の研究者が今どのようなことに関心をもっているのか,
今後の栄養学の方向性をうかがい知ることもできました。
自身のポスター発表では,Young Investigator Excellent Abstract AwardとPoster Awardを受賞することができました。
丁寧にご指導いただいた武見先生,林先生,そして,卒業研究で関心の高いテーマを追求した土屋あかりさんに,心から感謝申し上げます。
国際学会で評価いただけたことは,今後の研究活動の大きな励みとなりました。
自分の世界も大きく広がった国際学会でした。


髙野さん1B
▲髙野 真梨子さん(大学院修士課程2年)
発表テーマ:A meal quality score based on Japanese healthy meal guidelines and its association with nutrient intakes in adult men and women
ICNではオンデマンド形式のポスター発表とたくさんの講演を聴講しました。
国内の学会に比べ、自身の研究テーマに関連する内容のシンポジウムが多く組まれていたことが嬉しかったです。
自身のテーマの国際的な位置付けを認識し、研究に対するモチベーションがさらに高まりました。
講演のディスカッションでは開発途上国の方など様々な立場での視点も学ぶことができ、より広い、多面的な視野でフードシステムを考えることの重要性を再認識しました。

▶ICN開会式当日の様子はこちらから>>>



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