2021.03.24
【短期大学部】2021年度授業実施方針について
在学生、入学予定の皆様、保護者の皆様
2021年3月24日
女子栄養大学短期大学部
学長 香川 明夫
新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが定まらないなか、新たな年度も、感染の状況や関連情報を見極め、十分な感染対策を講じながら、迎えることになります。
本学では、建学の精神「食により人間の健康の維持・改善を図る」のもと、栄養学を実践に生かすために必要な知識と技能を2年間で修得できるよう、2020年度後期授業では、感染防止対策に細心の注意を払いながら、オンライン授業においても授業資料や実習教材を使って自宅学修に取り組める工夫を重ねるとともに、きめ細かな技術指導が伴う実験・実習については一部対面授業を行ってきました。
2021年度の授業は、学生の皆さんの健康と安全を第一に、感染防止対策を徹底した上で、「対面授業」による学修の機会を確保していきます。これまで実施してきた様々な取組をもとに、可能な限り「対面授業」を行う授業計画とし、授業の実施状況を観察しながら、必要とされる見直しを適時行うことで、さらに安心できる学修環境の確保と教育の質の維持・向上を目指していきます。
なお、キャンパス内での感染防止対策の徹底を図るため、制約を設けざるを得ない場面もありますので、引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いします。
基本的な授業運営及び実施方法について
2021年度授業開講方法について、新型コロナ感染症の発生状況により柔軟に対応してまいります。徹底した感染防止対策のもと「対面授業」を基本として実施してまいります。しかし、感染防止のため教室の収容人数を通常より少なくすることから、すべての授業を対面で実施すくことが困難な場合もあり、授業の特徴を踏まえ、オンライン授業も一部実施します。
新2年生は、1年生の時に実習以外の多くの科目がオンライン授業となり、慣れない環境で大変な努力を強いられたことと思います。これからも、同様に努力を強いられる時間が続くことも考えられますが、栄養学を学び社会に還元できる力を獲得するために全教職員と共に最終学年が充実したものとなるよう努力してまいります。
1年生についても、同様に新たな環境に早く馴染めるよう、一人一人に寄り添い、学業が勧められるよう教職員一丸となりサポート体制を組んでまいります。
感染防止対策のため、日々の健康管理として学生本人及びその同居のご家族を含めた体温及び体調確認を実施し、登校時には健康チェック表の確認を行います。
キャンパス内では、常にマスクを着用し、教室入室時はアルコールによる手指及び机上の消毒を実施していただくことで、感染防止を極力進めてまいります。
教室内の環境については、換気の徹底を行うとともに、机と机の間隔を80cm程度と広く開け、1クラスの人数を通常より少なくします。さらに、科目ごとに座席を指定し、学生の着席状況を記録します。
なお、学内施設の使用制限はありますが、学生の皆さんが困ることが無いよう利用できる場所の提供を行います。学修面、進路や経済面での学生生活に関する事項、健康面や精神面などに変化がある場合、担任教員、保健センター及び教務学生課では相談体制を整えていますのでいつでも気軽にご相談ください。
■対面授業の実施に関するガイドライン等はこちらから>>>