女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部
学校法人香川栄養学園
女子栄養大学大学院
香川調理製菓専門学校
LINE Facebook

【大学】2021年度授業実施方針について


在学生、入学予定の皆様、保護者の皆様


2021年3月22日

女子栄養大学
学長 香川 明夫


新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが定まらないなか、新たな年度も、感染の状況や関連情報を見極め、十分な感染対策を講じながら、迎えることになります。 本学では、建学の精神「食により人間の健康の維持・改善を図る」のもと、“科学を尊重し実践を重視する”学びを大切に、2020年度後期授業では、感染防止対策に細心の注意を払いながら、オンライン授業に加え、技術修得を目的とした実験・実習を中心に対面授業を行ってきました。

2021年度の授業は、学生の皆さんの健康と安全を第一に、感染防止対策を徹底した上で、「対面授業」による学修の機会を確保していきます。これまで工夫し実施してきた様々な取組をもとに、可能な限り「対面授業」を行う授業計画とし、授業の実施状況を観察しながら、必要とされる見直しを適時行うことで、さらに安心できる学修環境の確保と教育の質の維持・向上を目指していきます。

なお、キャンパス内での感染防止対策の徹底を図るため、制約を設けざるを得ない場面もありますので、引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いします。



1.基本的な授業運営について

授業は、徹底した感染防止対策のもと、「対面授業」を基本とします。感染防止対策により1回の対面授業で通常の2倍程度の教室が必要となることから、すべての授業を対面で行うことはできません。このため、授業の特徴を踏まえ、オンライン授業も実施します。また、ハイフレックス(HyFlex: Hybrid-Flexible)型授業(1つの授業を対面とオンラインで同時に行う形式)を一部導入し、学修者の安全と利便性も確保します。
授業計画の立案・実施にあたっては、それぞれの学年で身に付けるべき知識と技術の修得にも配慮しています。大学の学修に慣れていない2021年度新入生、昨年の入学以降キャンパス内での学修の機会が制限されてしまった2年生については、必修科目を中心に可能な限り対面授業で受講できる授業計画にしています。また、最終学年である4年生については卒業に必要な授業や研究に安心して取り組むことができるよう、3年生については現場で生かせる確かな実践力を身に付けるために必要な実習に集中して取り組むことができるよう、授業計画を工夫しています。


2.キャンパス内での感染防止対策と施設利用の継続について

健康管理として、検温及び体調確認の実施、健康観察表の記録及び確認を行います。
キャンパス内では、マスクの着用とともに、手洗い・手指の消毒を徹底します。
受講環境は、机等が固定された教室の場合、収容率50%程度とします。それらが固定されていない教室の場合は数を減らし、70㎝~1mの間隔をとるよう配置を変え、密を避ける工夫をした上で、換気による感染防止対策も強化します。
また、座席は指定となり、学生ごとに着席した位置を記録します。
図書館やiパーク、カフェテリアなどの施設は、感染防止対策を徹底しながら可能な限り開館・開室します。


3.様々な状況に配慮したサポート体制について

授業や学生生活、進路についての悩みや不安には、健康面、精神面、経済面、社会面などの様々な変化が関わってきます。一人ひとりの学生の皆さんの状況に寄り添えるよう相談体制を整えていますので、担任教員、保健センター、学生生活課など、いつでも気軽にご相談ください。


■対面授業の実施に関するガイドライン等はこちらから>>>