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本専攻では3年次の9月中の1週間、保育園や学校、事業所、高齢者福祉施設、病院などの特定給食施設において校外実習を実施します。給食業務を行うために栄養士として不可欠な知識および技術を体験的に学習することがその主な目的です。学内での講義、実習を通して培った知識や技術をもとに、現場での体験を通して、一人ひとりの応用力を高めていきます。また、帰省先での実習も行っています。実家がある地域施設へのアプローチは、将来、地元での就職を希望する学生にとって、大きな足がかりとなるでしょう。
4年次の7〜10月の3ヵ月間、医療施設で「臨床検査臨地実習」を体験します。これは主に「生理機能検査学」「生化学検査学」」「血液検査学」「免疫検査学」「臨床検査総論」などで構成されるもの。学内で身につけた知識や技術を医療の現場で体験し、より深く理解するのが目的です。
4年次に3週間又は4週間、家庭科の授業および生徒指導・特別活動などについて、中学校、中等教育学校または、高等学校の教育現場で教育実習を行います。実習の前後に「事前指導」、「事後指導(報告会)」を実施するなど、きめ細かく指導にあたります。4年後期にはさらに教員としての資質を高める教職実践演習があります。
※中学校教諭を希望する場合は、3年次に介護等体験を実施します。
本実習は4年次に公共又は民間の健康増進施設・団体組織、フィットネスクラブ、行政、保健福祉施設、大学研究室運営のスポーツ教室等において、運動と栄養を組み合わせた健康づくりやスポーツ選手の栄養管理等について現場の視点から実習します。3年次の栄養士校外実習の経験を踏まえた上で、さらに専門性を高めることが目的の実習です。また、この実習は将来の就職の方向性を定めるよい足がかりとなるでしょう。
3年次に5日程度、食品企業や研修センターなどの現場において、食商品開発・品質管理・食品衛生管理などに関する業務の一連の流れを実習します。これらの業務の重要性や大事なポイントを理解し、今後の勉強の糧とすると共に、近い将来の職業選択に資することを目的とします。
平成19年度から埼玉県坂戸市と提携し、市内の小・中学校に教職を希望する学生を派遣しています。児童・生徒への指導補助を通して教師を目指す学生にとって貴重な現場体験の機会となります。『栄養科学特論Ⅴ』(学校サポート活動)の単位として認定されます。