大学での学びと学校等の現場での学びを交互に繰り返すことにより、知識の定着と実践力の獲得を目指します。具体的には、2年次と4年次にそれぞれ『長期学校体験実習』、「病院実習」、「養護実習、教育実習」を経て『教職実践演習』で集大成となるよう教育課程を編成しています。
単位科目以外にも自主的な参加による勉強会の機会や場所を提供し、自律主体的な学習ができるような環境を整備しています。
卒業前の就職活動はもちろん卒業後の就職活動、さらに就職後もキャリアを向上させ、学び続けるためのさまざまな支援(研修会・講演会の開催など)を行っています。
女性としての生き方を充実させるため、卒業生に学ぶ機会や在学生との相互の交流、再就職・転職の相談などの機会を提供しています。
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2年次に2週間の病院実習を実施します。病院の機能や医療チームの役割、医学的な診断・検査・治療、看護のケアの実際を学ぶことにより、学校と医療機関との連携の在り方を考えます。
4年次に4週間の養護実習を実施します。養護教諭の職務や学校保健活動の実際および他職種との連携を学び、専門職としての実践力、意欲・態度などを養います。
4年次に2〜4週間の教育実習を実施します。学校教育の現状と生徒指導、および保健科の授業を通して教育者に求められる力量をつけます。
※中学校教諭を希望する場合は、介護等体験を実施します。
4年次の養護実習や教育実習に先行して、2年次で学校を体験する実習です。計10週間、坂戸市や鶴ヶ島市の小中学校に1日中滞在します。学校では、児童生徒の遊び相手や相談相手、授業補助や保健室の業務はもちろん、学校で行われている全ての活動や行事にできるだけ参加させていただきます。そこから、児童生徒の実態や教職員の仕事、学校と関連する地域の方々の関わりなど学校を丸ごと体験します。学校の文化等を知り、体験することで教職の素晴らしさや、やりがいを感じ、4年間、大学で学ぶことのモチベーションも高めます。
平成26年度から埼玉医科大学の課外学習プログラムへの参加が可能となりました。初年度は、「コーチングの技法を学ぶ」「BLS(一次救命処置)※を習得しよう」に参加しました。
※BLSとは、Basic Life Support(一次救命処置)の略称です。一次救命処置とは 、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が、救急隊や医師に引継ぐまでの間に行う応急手当のことです。