わたしの合格体験記

食文化栄養学科|H.K さん

  1. わたしの合格体験記

食文化栄養学科|H.K さん

総合型選抜(アクティブ・ラーニング)で合格

課題解決型レポート

まず、課題解決型レポートの対策についてです。「栄養と料理」という本の最初のページに「巻頭言」というものがあります。これは、食に関するテーマで書かれている短めのエッセイです。実はこれ、インターネットで「栄養と料理 巻頭言」と検索すると、8年分のものが載っているサイトが出てきます。私はこれを原稿用紙に書き写すことから始めました。時間を計ってやることで、自分が何分で何文字書けるのかを把握することができます。

それから文章の書き方、構成、食の知識を一度に身につける事が出来るのでぜひ、試してみてください。

課題解決型レポートの対策としては、自分の情報量、食に関する知識をどれだけ持っているかという事が、重要になってきますので、普段から情報収集をする事が大切です。また自分が気になったテーマなどについて文章を書いてみて、それを学校や塾の先生に添削してもらうのも良いと思います。当日の課題解決型レポートでは正しい食事作法、マナーに関する問題が出題されました。自分の知っていた情報に関する問題が出たので、当日はそれほど焦らずに書く事が出来ました。時間も長くはないので、最初に全体の構成を考えたら、それを一回で書き上げるという方法が良いと思います。そのためにも普段から文章を書く練習をしましょう!

プレゼンテーションと面接

私は発表にPower Pointを使用しました。Power Pointでプレゼンを作る際の手順としては、いきなりパソコンを開いてスライドを作り始めるのではなく、紙やノートに伝えたい事を一旦書いてみて、たくさん書いた中から特に重要な点をピックアップしていくという方法がいいと思います。
Power Pointを使用する際に気をつけた点としては、写真はなるべく自分が撮ったものを使うということと、相手にとって見やすいスライドを意識するということです。字が小さい、それから、黄色や水色の蛍光色などは白を背景にしている場合は読みにくいです。アニメーションは簡単なものだけと書きましたが、あまり派手な動きのものを使うと単純に見えにくいです。シンプルなもののみを使った方が、集中して見やすいです。

私はプレゼンテーションで、高校生活で頑張ったことや、この大学で学びたい理由、将来の夢などを話しました。
簡単な自己紹介について、留学を通して得た力と、食を学びたいと思ったきっかけについて、将来の夢、自分の目標などを話し、左横の見出しの部分を、話している内容のカテゴリーごとで色分けをしました。
なるべくシンプルにまとめ、スライドに書いてあることをそのまま読むのではなく、少し文を変えて、聞いていて、飽きないように工夫をしました。

次に面接の対策についてです。私は質問を想定したものをノートにまとめ、母に面接の相手を手伝ってもらい、練習をしました。出願の際に提出するALシートですが、それを記入する前のものを何枚かコピーしておくといいでしょう。一度、コピーしたものに練習書きをしてから、本番のものを書くと失敗が減ると思います。記入後のものもコピーをして自分が何を書いたか覚えておきましょう。

面接では、プレゼン内容と高校生活について質問されました。
私は留学していたので、留学の動機や、大変だったことなどを聞かれました。
試験の先生方が優しく接してくださったので、少し緊張もほぐれました。

受験生に一言

当日の朝はなるべく早めに着くようして、余裕を持って行動すると良いでしょう。
そして、身だしなみ、服装、髪型、爪、それから靴など、清潔感のある格好で試験に挑みましょう。また、姿勢や表情も気を抜かないようにしましょう。
前日までにやることとして、体調管理は必須です。前日は早めに寝て、朝はしっかり朝ごはんを食べて、100%の自分で試験を受けられるようにしましょう。それから、持ち物リストを作りましょう。
忘れ物がないように、当日の朝バタバタしない為にも、前日の夜に荷物は準備しておきましょう。
最後に、皆さん、不安や緊張もあると思いますが、これまでの自分を信じて、本番で全力を出し切れるように、残りわずかですが、最後のラストスパート頑張ってください!! 4月に皆さんと、女子栄養大学の仲間としてまたお会いできる日を楽しみにしています。