寄居町にて学生が考案した「YORII KENKO弁当」新メニューが発売

2025.10.31

社会連携

寄居町にて学生が考案した「YORII KENKO弁当」新メニューが発売

埼玉県寄居町との連携事業の一環として、学生が考案した「YORII KENKO弁当」が2025年10月24日(金)より数量限定で発売されています。

本学と寄居町は2022年に包括連携協定を締結し、「YORII KENKO弁当」の取組みは昨年に引き続き2回目となります。
この取組みは、寄居町の健康寿命が県内でも下位であり、脳血管疾患の罹患率や死亡率が高い等の現状を、食を通じて改善したいという町の依頼からスタートし、栄養学部 衞藤久美准教授の指導のもと、衞藤ゼミに所属する学生たちが卒業研究の一環として「YORII KENKO弁当」を開発しました。
学生たちは、町民と町職員を対象としたアンケート結果から町民らの意見も取り入れて、健康的かつ寄居町らしい弁当をめざして取組みました。
寄居町と調理を担当する弁当業者と意見交換を行い、何度も試作を重ねて、おいしさと食べ応え、栄養バランスのとれた弁当メニューを考案しました。

【YORII KENKO弁当 新メニュー概要】
YORII KENKO弁当 ~野菜も主役!ゴロゴロ甘辛チキン~ (販売価格 650円)
 主食 : ご飯(胚芽精米入り)
 主菜 : チキンと彩り野菜のゴロゴロ甘辛炒め ブロッコリー添え
 副菜 : 味噌山椒ポテト ・ なすとごぼうのはちみつしょうが炒め ・ 小松菜としめじのツナ和え
 エネルギー量  :  621kcal / 食塩相当量 : 2.5g / 野菜等重量 : 187g
 ターゲット : 忙しい働き世代、子育て世代
 コンセプト : 野菜たっぷり、食塩控えめ、栄養バランスのとれた弁当 自宅でも手軽に作れるメニュー

【開発した学生のコメント】
(主菜)食材を大きめにカットしたことで食べ応えを出し、ターゲットである子育て世代、働き世代の方にも満足していただけるのではないかと思います。
また野菜、いも、きのこが 187g 使われており、このうち 155g が野菜で成人の 1 日摂取目標量である 350g の半分弱を 1 食で食べることができます。
よく噛んで召し上がっていただけるように、ゴロッと感を前面に出しました。食べ応えがあり、彩りも豊かで満足していただけると思います。
(副菜)2023 年のアンケートで寄居町らしい食材としてあがっていた「味噌」を使用しました。
山椒で香り付けすることで使用する味噌の量を減らして塩分を抑えたり、しょうがの香りを活かしたり、時間が経つことで味がよく馴染むよう工夫しました。
なすは寄居町名産の「とろとろなす」を代用することもできます。

YORII KENKO弁当は、事前予約(町内在住、町内在勤の方限定)で購入可能です。 予約方法や販売の詳細については以下の寄居町HPにてご確認ください。
また、11月9日(日)に寄居町役場で開催される「健康まつり」にて、弁当開発に携わった学生が講話を行うほか、数量限定でお弁当も販売される予定です。
当日販売はどなたでも購入可能です。