2025年度 としまコミュニティ大学講座『郷土食の多様性とこれから』を実施

2025.09.24

社会連携

2025年度 としまコミュニティ大学講座『郷土食の多様性とこれから』を実施

2025年9月13日(土)、本学駒込キャンパスにて、今年度本学が担当する第2回目の「としまコミュニティ大学」が開催され、栄養学部 食文化研究室 竹内由紀子准教授による『郷土食の多様性とこれから』の演題で講義を行いました。

講義では、日本の郷土食は季節感や年中行事、農山漁村の文化に根差していること、日本人が普段食べている「日常食」は生活環境の変化とともに変わってきているが、行事食などの「非日常食」はしきたりなどにより、変わらずに残っていることなどが説明されました。また、粽(ちまき)や柏餅、雑煮などの行事食を例に、同じ料理でも地域によって調理方法や具材が異なり、その違いが多様であることについて、写真や文献記録などを紹介しつつ解説されました。
当日は約50名の方が参加され、受講された方々は先生の話を聞きながら、真剣にメモを取られている様子でした。

「としまコミュニティ大学」は豊島区と区内7大学との連携協定により、協働で各大学の特色を活かした講座を開催し、学習の成果を地域につなげる事業を展開している総合的な学びの場です。
今年度、本学が担当する「としまコミュニティ大学」の講座は以下の1講座です。
▶2026年2月17日(火)14時~16時 「世界の豆料理・豆加工食品から見る食の多様性」/短期大学部 食品化学研究室 藤原しのぶ准教授
講義の概要およびお申し込み方法は、としまコミュニティ大学のホームページ(下記リンク)にてご確認いただけます。