
2024.10.15
社会連携
寄居町にて学生が考案した「YORII KENKO弁当」が2024年10月より発売
埼玉県寄居町との連携事業の一環として、学生が考案した「YORII KENKO弁当」が2024年10月23日(水)より数量限定で発売されます。
本学と寄居町は2022年に包括連携協定を締結し、昨年は町の「健康まつり」にて学生が作成した食に関わる冊子を配布・講話を行うなど、町の健康づくりに関する取り組みに協力しています。
今年度は、栄養学部 衞藤久美准教授の指導のもと、ゼミに所属する実践栄養学科4年生が卒業研究の一環として「YORII KENKO弁当」を開発しました。
今回の取り組みの背景として、町の健康寿命が県内でも下位であり脳血管疾患の罹患率や死亡率が高い等の現状を、食を通じて改善したいという思いから、健康づくり課から健康弁当開発の協力依頼がありました。
学生たちは、町民と町職員を対象としたアンケートを実施し、町民らの意見も取り入れて、健康的かつ寄居町らしい弁当をめざして取り組みました。寄居町と実際に調理を担当する農産物加工施設「里の駅アグリン館」担当者と意見交換を行い、何度も試作を重ねて、おいしさと食べ応え、栄養バランスのとれた弁当メニューを2種類考案しました。

【弁当A】YORII KENKO弁当~彩り野菜と豚南蛮~

【弁当B】YORII KENKO弁当~たっぷり野菜と豆腐ハンバーグ~
9月2日に寄居町役場で行われた弁当の完成披露会には峯岸町長も出席され、学生達はメニューについての説明を行ったほか、開発した弁当を一緒に喫食しました。また、同月11日には町民の方約20名に参加していただき、弁当を一緒に食べて交流する「町民との弁当共食会」も実施しました。

寄居町 峯岸町長との記念撮影

完成披露会にて 弁当開発について発表を行いました

町長と完成した弁当を喫食しました

町民の方々との弁当共食会の様子

【開発した学生のコメント】
初めて1からレシピを考案したので難しかったです。10回以上の試作を重ねてようやく完成しました。働き世代を含む子どもから高齢者まで、幅広い世代に食べていただけるようなお弁当を作りました。全体的に彩りが良くなるよう仕上げたので、手に取った方には、お弁当を見て明るく笑顔になってもらえたらいいなと思っています。
YORII KENKO弁当は、事前予約(寄居町民の方限定)で購入が可能です。 価格や予約方法など、詳細については以下の寄居町HPにてご確認ください。
また、11月10日(日)に寄居町役場で開催される「健康まつり」にて、弁当開発に携わった学生が講話を行うほか、同日開催の産業文化祭会場にて、数量限定でお弁当も販売される予定です。産業文化祭の当日販売はどなたでも購入可能です