食文化栄養学科の学生が埼玉県小川町のプチギフトを考案・販売

2022.12.08

社会連携

食文化栄養学科の学生が埼玉県小川町のプチギフトを考案・販売

食文化栄養学科4年「地域食振興実習」(担当:衞藤久美准教授、八田さと子非常勤講師)は、食の文化探究コースの授業で、食による地域振興の実際を学びます。

今年度は履修学生6名が、埼玉県小川町に実際に訪れ、地域の関係者にヒアリングを重ね、自分たちが感じた「小川町らしさ」をプチギフトに表現し、11月27日に開催されたマルシェおがわまちで販売しました。今回のプチギフトは、既存の商品の活用や販売促進に重点を置き、小川町内の商店(三代目清水屋、太田ホルモン)、町内の有機農家さん、観光案内所むすびめと協働して取り組みました。

学生は2チームに分かれて活動し、2つのプチギフトを考案しました。

町内外の方でにぎわう昭和レトロな居酒屋「太田ホルモン」の秘伝の辛いたれ。店内の料理で使用されている他、店頭やむすびめでは、持ち帰り用の「元祖太田ホルモン辛いたれ」(以下、辛いタレ)を販売していました。今回はギフト用として、小川町の特産物である和紙を蓋に被せ紅白紐で華やかに仕上げ、提灯柄のたれのアレンジレシピカードを付けました。太田ホルモンの基本情報、たれの説明、たれを使用したひと手間でできるレシピやQRコードが記載されています。さらに、もう少し工程が多い「野菜を美味しく食べるレシピカード」も作成し、辛いたれを購入する方に自由に選んでもらいました。

マルシェのために町外から来た方も、町民で三代目清水屋や太田ホルモンをよくご存じの方も、多くの方に学生が考案したプチギフトを手にとっていただきました。