2025.07.09
学園
政府の食育推進評価専門委員会の座長を武見ゆかり副学長が務める

6月30日(月)、農林水産省において、令和7年度第1回 食育推進評価専門委員会が開催され、その座長を武見ゆかり副学長が務めました。武見副学長は、農林水産大臣が会長を務め、関係大臣や有識者から構成される「食育推進会議」の委員でもあります。
第1回の評価専門委員会では、令和8年度からスタート予定の「第5次食育推進基本計画」作成に向けた主な論点について、議論が行われました。
■官民連携で「大人の食育」を推進
これに先立ち、農林水産省では、新たな「官民連携食育推進プラットフォーム」を設立することとなり、6月27日(金)に食品企業20社が発起人となって登壇した設立総会とともに、キックオフシンポジウムが開催されました。

キックオフシンポジウムで、武見ゆかり副学長は、「大人の入口での食育の必要性について」をテーマに基調講演を行いました。その後、食育を所管する農林水産省消費・安全局長の進行で行われたパネルディスカッションにも登壇しました。


食育基本法の制定から20年。新たなプラットフォームは、大人の消費者の方々に、改めて食や農に対する理解を深め、健康な食生活へと行動変容を進めていただき、食卓と生産現場の距離を縮めることがねらいとされています。
今後、食育推進評価専門委員会では、令和8年度から開始の第5次食育推進基本計画策定の策定について議論が本格化します。来年早々には基本計画案が示され、パブリックコメントも実施される予定です。
新しい基本計画では、食生活上課題が多い20~30歳台の消費者に向けた「大人の食育」の推進に向けて、官民連携食育プラットフォームに参画する食品企業各社の、或いは食品企業間の連携による取り組みが期待されています。
女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年4月より共学化に伴い、日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部に名称変更いたします。