2024.08.22
学園
「キウイでポジティブを届けよう!レシピコンテスト2024」で短期大学部2年生が最優秀賞受賞

▲最優秀賞を受賞した「キウイスマイル」(グループ名)の2人
第2回を迎えた本コンテストは、9月1日の「キウイの日」に向けて、「栄養士・管理栄養士を目指す学生の視点を活かし、キウイを使用したヘルシーでポジティブになれるレシピ」をテーマに開催されました。
全国の栄養士養成施設から110レシピの応募があり、一次審査を経て上位8チームが最終審査へ進出しました。8月1日に行われた最終審査会では、調理実技・考案レシピのプレゼンテーション、審査員による試食が行われ、本学短期大学部2年生の中村 咲月さん、相馬 実緒さんのチーム「キウイスマイル」が見事、最優秀賞を受賞しました。

▲調理実技開始の合図を待つ2人

▲最優秀賞を受賞した「トマトキウイ鍋」
(トマトベースのスープに、鶏肉、豆腐、じゃがいも、ブロッコリー、水菜を加え、仕上げにキウイをたっぷりのせ、バジル、チーズを添える)
以下、最優秀賞を受賞した学生の声です。
【このレシピの対象】
「妊婦の方」です。妊婦の方でも食事を楽しんでほしいという想いから、身体が怠くても手軽に作れるように鍋にしました。さらに、妊婦の方に積極的に摂取して欲しい栄養素を調べ、その栄養素を摂取しやすいような食材選びにこだわりました。つわりがあっても食べやすいものとして「水分を多く含み味にアクセントのある料理」になるように心掛けました。
【レシピ開発にあたって】
対象となる妊婦さん、そしてキウイフルーツについて時間をかけて調べることから始め、情報収集をしっかりと行いました。厚生労働省の「妊婦の食事摂取基準」を見て、食材選びにもこだわり、試作を重ね、先生からアドバイスをいただきながらレシピを作成しました。その結果、短時間で手軽に作ることのできる鍋をレシピ化することが出来たと考えています。味付けもシンプルで簡単、食塩相当量も少な目で、汁まで飲むことができるように工夫しました。
【受賞した時の気持ち】
正直「まさか」最優秀賞を取ることができるとは思っていなかったので、とても驚きました。他の参加者が賞をもらっている中で、このまま名前が呼ばれないのではないかと冷や冷やしていました。最後に名前が呼ばれて、表彰されるときに大きなゼスプリキウイフルーツの人形を貰って初めて実感が湧きました。たくさん試作を重ねて、色々な人に協力していただけたおかげでいただけた賞なので、担当の先生、協力していただいた方々、応援してくれた友達に良い報告が出来て嬉しかったです。
【今後に向けて】
今回、「賞を取る」という目標で頑張っていたので、実際に最優秀賞を取ることができて努力が報われてとても嬉しいです。他校の発表や料理を見て、私たちには無い発想や表現がありとても勉強になりました。さらに、一つの目標に向かって努力し目標を達成することができたことは、これからの自信に繋がると感じました。
これからも色々なことがたくさんあると思いますが、この経験を活かし精進していきたいと思います。