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女子栄養大学のいま
[EIDAI栄養学]実践栄養学科の学び:食事提供のリアルに近づく(前編)
学園

[EIDAI栄養学]実践栄養学科の学び:食事提供のリアルに近づく(前編)

2024.04.04
学校、病院、福祉施設などで提供される食事は、大勢の人が日々継続的に食べるものなので、衛生面でも栄養面でも優れていることが求められます。このため、管理栄養士や栄養士といった専門職が食事の計画や管理を担うことになります。専門職は、予算、人員、モノ(食材、施設・設備)、時間、情報などを効率よく活用して、利用者に喜んでいただける食事提供できる総合的な実践力を身に付ける必要があります。

実践栄養学科では、1学年200名を超える学生が管理栄養士を目指して学んでいます。
実践栄養学科の給食管理実習や給食経営管理実習では、給食の管理業務や経営面までを含めたマネジメント業務全体について、計画、実施、評価、改善面の整理と理解ができる内容になっています。また、学んだ知識や技術をトータルで試していくことのできる実習室が整備されています。

実習では、15名程度の班に分かれて、2年生の給食管理実習では各班120食、3年生の給食経営管理実習では各班160食の食事を提供します。
栄養バランスのとれた食事を、決められた時刻に、おいしく安全に提供するために、衛生管理はもちろん、食材の特徴や品質を確かめ、機器を的確に使いこなしながら、食事に仕立て、提供するプロセスを学んでいきます。実際の食事提供をイメージして、一つひとつの作業の目的や実践的な動きを体得していきます。作業プロセスをグループで体験していくことで、分担して協働で効率よく進めるために必要な観察力やコミュニケーション力を養っていきます。

初めて実習に取り組む学生にとっては、「厨房内への入り方がわからない」、「機器類の場所や使い方がわからない」といったように、施設設備についてのイメージがない状態からのスタートです。実習前に、厨房内の様子や大量調理機器類の場所や使用方法、厨房内での衛生的な行動のイメージがもてるように、新たに動画教材を作成しました。全体のおおまかな流れや動きがわかるように、9つのテーマに絞り、重要となる作業ポイントを解説したマニュアル動画として作成されています。どれも1~2分程度でご覧いただけるコンパクトな内容です。
各動画は、視聴をクリックするとご覧いただけます。

前編では、衛生管理の基本としての身支度や、厨房エリアと器具類の使い分け、厨房機器を使った大量調理の様子として、野菜の下処理の様子とともに、副菜のほうれん草の和え物について解説した4本の動画(以下の①~④)を公開します。

【作成した動画】
①衛生管理 身支度から調理室に入るまで
②衛生管理 厨房エリアと器具類の使い分け
③厨房機器を使った大量調理の様子:野菜の下処理 洗浄 切裁
④厨房機器を使った大量調理の様子:ほうれん草の和え物

(以下、後編)
⑤厨房機器を使った大量調理の様子:鶏の照り焼き
⑥厨房機器を使った大量調理の様子:さつま芋の素揚げ
⑦厨房機器を使った大量調理の様子:根菜のみそ汁
⑧厨房機器を使った大量調理の様子:オレンジゼリー
⑨厨房機器を使った大量調理の様子:料理の提供と食器の洗浄


1.衛生管理 身支度から調理室に入るまで
衛生管理
視聴
・身支度・手洗い、エアシャワーについて解説。下処理室に入る前と主調理室に入る前の2回、手洗いとエアシャワーをします。

あ

い


2.衛生管理 厨房エリアと器具類の使い分け
衛生管理2
視聴
・各エリアの器具類について解説。器具類の色は、野菜下処理室では黄色、魚肉処理室では赤色といったように、使用場所で色分けするなど機能面にも配慮しています。

う

え


3.厨房機器を使った大量調理の様子:野菜の下処理、洗浄、切裁
衛生管理3
視聴
・野菜の下処理、洗浄、切裁の様子を解説。下処理した野菜は、流水で3回洗浄します。1本のさつま芋から何切れ切るかをあらかじめ決めて切ります。

お

か


4.厨房機器を使った大量調理:ほうれん草の和え物
衛生管理5
視聴
・ガス回転釜でお湯をわかすところから、一連の作業のポイントを解説。温度むら、味むらがないよう、確認を行いながら手際よく進めます。味つけは、下味をつけた後、本調味を行います。

き

く

け



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