
2025.03.25
出版
女子栄養大学出版部90周年記念イベント「栄養と料理Day」開催
2025年、女子栄養大学出版部は90周年を迎えます。
これまでご愛読くださった読者の皆様、制作にお力添えくださった関係者の皆様への感謝の気持ちを込めて、2025年3月8日(土)、楽しく学べる記念イベント「栄養と料理Day」を開催しました。
出版部の発行人でもある女子栄養大学香川明夫学長・理事長からのご挨拶でスタートしました。

引き続き、女子栄養大学教授などによる講演会を小講堂で行いました。
1つめの講演は、香川靖雄副学長による「祝 出版部創部90年、執筆の回顧」と題して、出版部の90年の歩みを振り返ると共に、ご自身の新著『92歳、栄養学者。ただの長生きではありません』の制作秘話についても語られました。


2つめの講演は、食べもののおいしさを感じる仕組みについて教育研究に取り組んできた西村敏英教授による「これであなたも食レポ名人に⁉科学的正しいおいしさ表現の使い方」。


スポンサー企業講演をはさみながら、午後は、「怪我をしない体づくり」をテーマに、スポーツ栄養学が専門の上西一弘教授と元プロ野球読売ジャイアンツトレーナーの鬼頭健介さんとの対談が行われました。

人気料理研究家の方々による講演&調理デモも行われました。今泉マユ子さんによる「普段も災害時も役立つ防災クッキング&お湯ポチャレシピ」、牧野直子さんによる「計るから始める 一人暮らしの栄養と料理」、藤井恵さんによる「野菜の作りおきとアレンジ」。いずれのテーマも、日々の暮らしに役立つ身近なテーマで、大盛況でした。



講演&体験学習では、医師の清水愛子さんらによる「笑えるおくちの筋トレ くちビルディング選手権」も行われ、参加型のフレイル予防を楽しんでいただきました。

学内のレストラン松柏軒では、日頃から『栄養と料理』の広告スポンサーとしてお世話になっている、協賛企業様による試食や食品紹介などが行われました。
カフェテリア(学食)では、『栄養と料理』創刊号のレシピを再現した記念ランチを提供しました。

このほか、菓子工房プランタンによるお菓子とパンの販売、栄養クリニックの管理栄養士による栄養相談紹介、栄養計算ソフト「栄養Proクラウド」の体験など、本学事業部による体験コーナーとともに、大学、短期大学部、専門学校の学校紹介を行うスペースも開設しました。

また、来場したお子さまにも一緒に楽しめる「こども縁日」も、本学短期大学部の学生達の協力により行われ、家族連れで賑わいました。

廊下の窓には「栄養と料理」の表紙の展示、教室内では『栄養と料理』の最新刊からバックナンバーをはじめ書籍の販売も行いました。



おかげさまで当日は500名ほどの方にご来場いただきました。
ご来場いただいた皆様方、ご協力いただいた学内外の関係者の皆様方、ありがとうございました。
90周年という節目に皆様方から温かい励ましをいただきました。心より感謝申し上げます。