2025.01.23

社会連携

本学 健康情報科学研究室が個人のニーズに合わせた献立サイト「Eimy」を立ち上げ 企業との共同研究により普及を目指す

本学 実践栄養学科の学生(健康情報科学研究室 ( 藤倉純子教授 )所属)が、令和2年度より構築を始めたパーソナライズ献立サイト「Eimy」がこの度公開されました。

「Eimy」は、栄養大学のEiyoと”私の”栄養レシピという意味でMyを組み合わせたもので、個人のニーズに合わせ、パーソナライズされた栄養情報を提供するために設計されています。健康情報科学研究室では、保有していた約1000レシピと本学の学食で提供するレシピを整理し、料理作成、写真撮影、栄養計算を行い、レシピサイトの公開に向けた準備を行ってきました。サイト内では健康・栄養・食文化などに関するコラム等も発信し、利用者がより食に興味を持ち、料理の幅を広げ、健康増進へとつなげることを目的としています。

また、サイトの公開に合わせ、クラウドファンディングサイト「Makuake」での企業コラボ(合同会社Yst:リエモ社)を実施し、「Eimy」の普及を目指しました。

同社が発売するマルチレンジクッカー「レンジストーム」を活用した商品レシピブック(全21品)を作成し、主な購買層である30~40代男女(身体活動レベルⅠ)の1日分の1/3を1食分として算出した栄養素等横棒グラフと栄養ポイントを付記しました。「Makuake」の商品紹介ページには「Eimy」の紹介やURLを記載し、複数のSNSを駆使してPRするなど、商品と共にEimyの普及活動を行った結果、応援購入総額の目標を大きく上回る1000万円以上が集まり、サポーター1000人を達成しました(プロジェクト期間:2024年9月25日~2024年11月25日(月))。

今後は「Eimy」にシステム追加を行い、利用者のパーソナル情報から最適な献立提案を可能にするべく、研究活動を進めて行きます。