2024.07.09

学園

[国際交流]デンマークオンライン雑誌(Zeland)の日本の学校給食の記事に石田教授と中西准教授のコメントが掲載

デンマークのオンライン雑誌Zelandでは、デンマークの人々が関心のあるテーマに関する特集記事を多く発信していて、その中で日本の取組みも紹介しています。

今回取り上げられた特集記事は、日本の学校給食に関して。いまデンマークで学校給食に関する政策論争がかわされていて、国民の関心も高まっているテーマとのこと。日本の学校給食と子どもの肥満の関わりなどについて、女子栄養大学に取材協力の依頼があり、石田裕美 教授(給食栄養管理研究室)と、中西明美 准教授(学校給食・食育研究室)が取材に協力し、7月7日に公開されたオンライン雑誌にコメントが掲載されました。

公開されたオンライン雑誌の特集記事では「日本の学校給食は子どもの肥満率の低さに大きく貢献している」と評されています。この中で、石田教授と中西准教授は、学校給食の基準、子どもたち一人ひとりの成長や健康に配慮した給食運営に携わる栄養士の役割、経済格差が広がる現代社会での学校給食の意義などについて、多角的にとらえ、コメントしています。

記事ではさらにデンマークで給食政策をめぐって展開されている様々な見解や意見の内容も紹介されています。次代を担う子どもの健康や食をどう捉え、社会や学校、家庭がなにをどう担うべきか、いずれの国にも共通する重要なテーマで、興味深い内容です。

デンマークのオンライン雑誌『Zeland』の発信はこちらから

▶記事全体の日本語訳[PDF]