2024.04.11
【大学・短大の学生の皆さまへ】生成AIの利活用に関する本学の対応について
学生のみなさんへ
女子栄養大学及び女子栄養大学短期大学部は、「食により人間の健康の維持・改善を図る」を建学の精神とし、栄養学を生活に活かすことで我々の生命や健康を支えることに貢献できる専門家の養成を教育・研究上の目的としております。 既知の事実から未知の世界へと科学は常に進歩し続けるため、生涯にわたってその専門の分野について学び続け、実践し続ける基本的姿勢を身に付けねばならないと考えています。
近年、ChatGPT等に代表される高度な生成AIの利用者が急増しております。教育・研究上においても生成AIを適切に活用することで、学修効果の向上など、その可能性が示されているところです。従って本学園では、ChatGPTをはじめとする生成AIについて、一律に禁止することは行いません。むしろ生成AIの可能性を追求し、それを効果的に使いこなせることこそが、21世紀の社会で必要とされる人材です。生成AIは、たとえば、各種課題、論文、レポート等の作成の際に、それを利用してブレインストーミング、論点の洗い出し、情報収集など、皆さんが自分の頭で主体的に考えることを補助・支援するツールとして活用することができます。しかし、利活用するには生成系AIの特性を理解し、それに留意しながら使用する必要が当然ながら生じます。2023年7月13日付で文部科学省高等教育局より「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて」が周知されたことを踏まえ、現時点での本学園としての生成AI(ChatGPT等)の活用に関する基本方針をまとめました。学生のみなさんには別途基本方針を提示しますので、今後は提示された基本方針を参照し、学修に取り組んでください。
なお、基本方針の主な項目は次のとおりです。
1.各種課題の作成、論文やレポートの作成には直接使用しないこと
2.情報の正確性や信頼性に留意すること
3.プライバシーと倫理に留意すること
4.著作権、商標権、意匠権、パブリシティー権を侵害しないように留意すること
5.各授業での活用について